本記事はAI「ChatGPT」を活用し、効率的に執筆しています。AIが生成した内容については、筆者が事実確認と編集を行い、独自の視点や体験談も加えています。
こんにちは、こいともです。
熊本県の鞍岳(くらだけ)に何度か登ったことがある私ですが、そのお隣にある矢護山(やごさん)にはまだ行ったことがありませんでした。
今回の目的は、この季節に見頃を迎えるオオキツネノカミソリの群生を見ること。九州では釈迦岳(福岡・大分)、井原山(福岡・佐賀)、多良岳(佐賀・長崎)が話題に上がることが多い花ですが、「矢護山でも見られる」と知り、さっそく足を運んでみることにしました。
実際に歩いてみると、登山道沿いに咲くオオキツネノカミソリはもちろん、イワタバコやウバユリなど、夏ならではの花も次々と目に入り、花好きにはたまらないコースでした。矢護山の山頂からの眺望は控えめですが、登りきったあとの達成感はしっかり味わえます。
この記事では、矢護山でのオオキツネノカミソリの群生の様子や花の見頃、登山ルートやアクセス情報を、私の体験談を交えてご紹介します。
オオキツネノカミソリの特徴とキツネノカミソリとの違い

今回のお目当てのオオキツネノカミソリは、夫くんと「ヒガンバナに似ているねぇ」と話をしていたのですが、後日調べてみたところヒガンバナ科ヒガンバナ属の仲間だそうです。当たり!でした。
よく似た花の名前にキツネノカミソリがありますが、以下のような違いがあります。
- 雄しべ・雌しべの長さ:
オオキツネノカミソリは、雄しべや雌しべが花びらより長く突き出ているのが特徴です。 - 花びら(花被片)の反り返り:
オオキツネノカミソリは花びらが強く反り返り、よりダイナミックな印象になります。
分布や咲く場所にも違いがあり、
- キツネノカミソリ:本州・四国・九州に分布し、人里近くに生えることが多い
- オオキツネノカミソリ:関東地方以西に分布し、人里よりやや山地に多い傾向がある
また、花期にも違いがあり、
- キツネノカミソリは8~9月にかけて咲き、
- オオキツネノカミソリは7月後半~8月下旬頃までが見頃で、それ以降は花が終わってしまいます。
私が訪れた時は8月初旬。まさにオオキツネノカミソリの見頃のタイミングで、山道沿いに鮮やかなオレンジ色の花が並ぶ景色はとても印象的でした。
矢護山の登山ルート(鞍岳9合目スタート)

鞍岳9合目にある登山口からスタートし、最初は気持ちの良い下り道を進みます。登山アプリで見ると、途中から道が二手に分かれており、「どちらでもいいね」と夫くんと話していたところ、すれ違った方にお話を伺うことができました。
「ここを降りきったらオオキツネノカミソリの群生がスタートするよ。途中、直登コースと沢コースに分かれるけど、沢コースに群生があるよ」とのこと。ありがたいアドバイスをいただき、ワクワクしながら進みます。
行きは下りで花の群生へ


下りは足取りも軽く、景色を眺めながら快調に歩けます。ただ、「ということは帰りは登りよね…」と頭の片隅で少し覚悟。でも、鮮やかなオオキツネノカミソリの群生やイワタバコ、ウバユリに出会うと、そんなことはすっかり忘れ、写真を撮りまくり。
「きれいですね〜!」「撮ってばかりで進みませんね〜!」と、すれ違う方々とも自然に声を掛け合えるのが山歩きの楽しいところです。
群生地を抜けて矢護山山頂へ


せっかくなので、群生の先にある矢護山山頂まで足を延ばすことにしました。群生地を過ぎると本日初めての本格的な登りが始まります。暑さもあってきつく感じましたが、意外と早く山頂に到着。眺望は木々の間から覗く程度でしたが、汗をかいた後に食べたコーヒーゼリーが格別でした!


帰りは一部、夫くんとは別ルートで


下山では夫くんが直登コースを試したいというので、私はもう一度オオキツネノカミソリを見たくて沢コースへ。反対方向から眺める群生もまた新鮮で、名残惜しくもしっかり目に焼き付けました。
そして群生地を過ぎたら、覚悟していた最後の登り返し。今までの山登りは「山頂」というご褒美がある登りが多かったので、「帰りに登る」というコースはなかなか堪えました。何度も小休止を挟みつつ、なんとか駐車場へ到着。「やっぱり山は行きが登り、帰りが下りのほうがいいなぁ」と実感しました。
登山道で出会える花たち

矢護山の登山道は、まるでジブリの森に迷い込んだような雰囲気。苔むした岩や川のせせらぎに包まれながら、小さく可憐な花々がひっそりと咲いています。
イワタバコとヤマジオウ

今回初めて見たイワタバコは、小さくて見落としそうな可憐な花。夫くんが見つけてくれたおかげで気づくことができました。この時期、オオキツネノカミソリだけでなく、イワタバコやヤマジオウを目当てに訪れる方もいらっしゃるそうです。
残念ながら私はヤマジオウを見つけられませんでしたが、イワタバコのように小さくて可愛らしい白ピンクの花のようです。
ウバユリ


ウバユリは一見すると白いユリの花のように見えますが、葉の形が全く違います。一般的に見かけるユリは細長いシュッとした葉ですがウバユリはハートの形をしており、私にとって不思議な雰囲気の花でした。
春の花:シロキツネノサカズキモドキ・エツキクロコップダケ

登山アプリで調べていると、矢護山は3月と7月に登山者が多いことに気づきます。7月はオオキツネノカミソリの時期ですが、3月は何だろう?と思ったら、春(3〜4月)にシロキツネノサカズキモドキやエツキクロコップダケが見られるとのことでした。
私はまだどちらも見たことがありませんが、次は春に訪れて、また違う山の姿を楽しんでみたいなと思います。
アクセス(登山口・駐車場)

矢護山への登山口は、鞍岳9合目付近にあります。
- 駐車場:登山口には5台ほど駐車できるスペースがあります。満車の場合は、すぐ近くの鞍岳山頂第一駐車場が便利です。
- トイレ・自販機:登山口周辺にはトイレや自動販売機がないため、事前に済ませておくのがおすすめです。
- Googleマップ:
→ 鞍岳山頂第一駐車場(Googleマップで開く)
まとめ
矢護山 / こいともさんの矢護山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
矢護山は、オオキツネノカミソリの群生や季節の花を楽しみたい方にぴったりの山でした。行きが下り、帰りが登りという少し変わったコースですが、花や自然の雰囲気に癒されながら歩けるのが魅力です。
7月後半〜8月初旬はオオキツネノカミソリ、春3月〜4月はシロキツネノサカズキモドキやエツキクロコップダケと、季節ごとに違った表情を見せてくれる山なので、花好きの方には特におすすめです。
次は春に訪れて、まだ見ぬ花を探しに歩いてみたいと思います。
- 夏はオオキツネノカミソリ
- 春はシロキツネノサカズキモドキなどが楽しみ
- 最後の登り返しはきついけれど、花や達成感を味わいたい人にはおすすめ
ここまで読んでくださった方に、短い動画で現地の雰囲気をお届けします!
群生地の様子や登山道の雰囲気をサッと見られるので、参考にしてみてください。
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