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雲仙普賢岳に仁田峠から登ってきた(長崎県雲仙市)

中低山登山
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こんにちは、こいともです。

今回は天気がよければ熊本からも見ることができる雲仙です。

雲仙普賢岳は現地の看板によると1990年から198年ぶりに噴火をした山で、噴火後夫くんが仕事で数年住んでました。土石流に巻き込まれそうになって生命の危機を感じたり(本人談)、私達が結婚をしたりと忘れられない土地でもあります。

その後も何度となく訪れてはこみ上げてくるものがありましたが、夫くんが最近ひとりで登ったことから、私も登ってみようと思いました。

▶️再生ボタンを押すと今回の登山・ハイキングルートと共に撮った画像が表示されます。ぜひご覧ください。

仁田峠

仁田峠に車を駐車。ロープウエイ乗り場でもあります。

仁田峠まで来るのに雲仙仁田峠循環道路を利用しますが、入口が朝8時からしか入れないので待ちました。

仁田峠の看板左下。あざみ谷を通って普賢岳まで行く予定。

ロープウエイ乗り場

ロープウエイ乗り場の右側に普賢岳登山道総合案内板。

少し前に夫くんが登った時は、紅葉茶屋にある分岐を右に、直接普賢岳山頂に行けるルートを。

今回は一方通行でしか行けない風穴のある、まわり道のルートに挑戦とのこと。

平成新山。緑が増えています。

普賢岳登山道総合案内板と平成新山展望地の間から入っていきます。

その前に普賢神社にご挨拶。

スタートしてすぐ「6合目」なだらかな下りが続きます。ここから紅葉茶屋まではスニーカーやトレッキングシューズでも可能とあります。実際あざみ谷までは割とみなさん行けるのではないかと思います。

あざみ谷

ここは野鳥観察ができるようで、私達が休憩している奥で大きな望遠レンズを持った人がいらっしゃいました。涼しくて撮影もしやすそうです。休憩用のベンチもいくつかあり休みやすいです。

あざみ谷をすぎるとゴロゴロ石が増えて登り坂になります。まだまだ元気なら紅葉茶屋まで行けるかもしれません。紅葉茶屋まではこのような景色ばかりです。

紅葉茶屋

着きました。体感ではこのあたりで下山。後で調べたらあざみ谷まで45分、あざみ谷から紅葉茶屋までが登り35分で合計80分。自分の体感わからないでもない。暑いし疲れたので休憩と栄養補給。

ここから先は登山道レベルが上がるのでトレッキングシューズや登山靴が必要で、冬はさらにレベルが上って装備も必要になるそうです。

紅葉茶屋からまっすぐ、風穴のある方へ進んでいくと活き活きとしている苔たちが。苔を見てかわいいと感じたのは初めてかもしれない。

時々左手にいい景色を見ながら。陰が続くので夏でも割と気持ちいい。

風穴

トトロでも出てきそうな道と急登の間にいくつかの風穴があります。とても涼しくて気持ちがいいので元気な人はこのコースはおすすめ。

西の風穴

急に冷たく感じるポイントがあります。現地の看板によるとこのあたりの風穴は蚕の卵の保存に利用されていたそうです。

蚕のえさである桑の生育や安定的な絹の生産のために九州各地から蚕の卵を預かって眠らせ、必要な時に返送する仕組みだったそうです。

北の風穴

北の風穴は冷気が見てわかるほど。ちょっと広めの休憩場所にもなっていてベンチがいくつか置かれてました。

ピントが奥に合ってしまって、はっきり見えないけど北の風穴の温度は12度くらい。ずっとここでいいという声があちこちから聞こえます。

なかなかの急登が何か所かあるので気持ちはよくわかります。

こちらの看板には蚕の保存の他に氷室として氷づくりなどに利用しれていました。ともあります。

夏の風穴内部は蚕の卵が眠る条件5度以下の4度。冬の風穴内部は0度以下になるそうなので、氷も作れるんですね。

鳩穴分かれ

北の風穴から少し進んだところ、鳩穴分かれといって、天気がよければ有明海と島原半島北部が見渡せるようです。運がよければ熊本平野まで見れたかもしれません。

ぜひ見てみたかったけど真っ白!山頂付近はよく天気が変わるらしい。残念。

そしてまた急登。でもこの頃はまだどうにか頑張れたんですよね。

立岩の峰

急に見晴らしがよくなりました。平成新山が近いです。まだ溶岩などでゴツゴツしてるけど、少しずつ緑に戻っていくそうです。

現地の看板にミヤマキリシマの稚樹(ちじゅ)が確認され始めたとありました。将来ミヤマキリシマの開花も楽しめるかもしれませんね。

ノリウツギ

ノリウツギは成長が早いんだそう。駐車するまで車道脇にノリウツギの花が沢山咲いていました。

このあと、ほっとする道があるかと思いきや急登の繰り返し。頂上を感じさせると思いきやまた急登の繰り返しで、足が完全に前に進まないことがありました。心が少々折れてます。

登山する人も多かったので自分のペースで進みにくかったりもありました。

今までは夫くん頼りでいけてたんだけど、そろそろ自分でも登山アプリで現在の位置確認をするなどして、自分を励まさないとなぁ。反省。

普賢岳(雲仙岳)

着きました〜!疲れた〜!風が涼しい。眺望は望めず。

夫くんと話し合って購入した、山頂で初の冷麺。とてもおいしかった。

何年も前、夫くんが仕事で中学生を連れて山に行ったことがあり、昼食休憩時に背後から麺をすする音がして、なんだ!?と思って振り返ったらそば(冷)をすすっていたそうで。

その話を聞いて面白がっていたのですが、その少年は今思えばいいこと教えてくれてたのかもしれない。

山頂三角点とは反対側にゴジラ岩。ゴジラのような亀のような顔してます。撮る時は思わなかったけど、顔の部分がよくポッキリ折れないなと。

さて。昼食休憩をしっかりとって下山します。下山は登りよりも急勾配とのこと。

紅葉茶屋で上りの道と合流

毎回下山時からなのですが、今回は登りから右膝が痛み、下山は本当に痛かった。紅葉茶屋からはさらに痛みがひどくなり、とんでもなく遅くなりました。左はなんともなくて右だけ。左右のバランスが悪いのかと後日調べると、左右ではなく前後の重心のかけかたでした。下りは特に前に重心がかかっているのと、滑るのが怖くて内股になっていたから納得。そして反省。

もうほとんど気力なく、痛む右膝と格闘している後ろ姿。笑

まとめ、マップなど

仁田峠から普賢岳 / こいともさんの雲仙岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

久住山の時もそうでしたが、私にとっては人気のある中低山はまだ早いのかもしれません。

人の流れが気になりすぎて、譲ったりもしているけど自分のペースより早く歩いてたりします。歩き方もよくなかったし、現在位置確認もしないしで、反省に次ぐ反省の回でした。

体力があれば、風穴は気持ちがいいし、夏でも涼しめだし、急登もアスレチック感覚で楽しめたりもすします。

仁田峠駐車場を案内しておきますね。

スマホでご覧の場合、GoogleMapsからナビを利用しピンの場所に行くことができます(『拡大地図を表示』をタップしアプリへ移動。『ナビ開始』をタップ)

行かれることがあったときはぜひ活用してください。

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