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立神峡オオトンゴへ|五百羅漢と鍾乳洞「立神龍神」を巡る岩の山歩き

立神峡 オオトンゴ 中低山登山
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本記事はAI「ChatGPT」を活用し、効率的に執筆しています。AIが生成した内容については、筆者が事実確認と編集を行い、独自の視点や体験談も加えています。

こんにちは、こいともです。

熊本県氷川町にある立神峡。その中に「オオトンゴ」という少し不思議な名前の山があります。名前の由来を調べてみたところいくつかの説はあるものの、はっきりとした説には辿り着けませんでした。それでも実際に歩いてみると、この山は“名前よりも体験”が心に残る場所でした。

久しぶりの山歩きに選んだのは、このオオトンゴ。岩と信仰と自然が混ざり合う、印象深い一日になりました。

オオトンゴ登山の基本情報

  • 山名:オオトンゴ
  • 所在地:熊本県八代郡氷川町・立神峡里地公園内
  • 利用駐車場:立神峡第二駐車場
  • 登山道:整備されていて迷いにくい/階段多め/岩場あり
立神峡 火の国橋 崖崩れ 通行止め

※訪問時は火の国橋付近が崖崩れのため通行止めとなっており、龍神橋下の第二駐車場を利用しました。状況は変わる可能性があるため、事前の確認をおすすめします。

「立神」という名前のはじまり

立神峡 立神地区文化財

案内板にはこう書かれていました。

岩壁の洞穴を「穴洞さん(アナンドサン)」と呼び、そこに立つ石筍せきじゅんを「タチガミサン」と呼んだことから「立神(龍神)」という地名が起こったと伝わっている、と。

つまり、地名そのものが“鍾乳洞の石筍”から生まれているのです。

しかもこの地は、旧石器時代の石器が出土している場所。
紀元前一万年前から人の気配があったとされる土地です。

「アナンドサン」「タチガミサン」という呼び方も印象的でした。

熊本では、右や左にも「サン」をつけて「右サン行って、次を左サン行って」と言ったり、自然や物にも親しみを込めて“さん付け”することがあります。

もしかすると、この呼び名もそんな土地の感覚から生まれたのかもしれません。自然を遠い存在としてではなく、すぐそばにあるものとして大切にしてきた気配を感じます。

歩いているだけなのに、時間の層の上を歩いているような感覚になります。

立神峡 火の国橋

吊橋を渡ると五百羅漢

第二駐車場から火の国橋という名前の吊橋を渡ると、五百羅漢が並びます。

私は五百羅漢というと熊本市にある霊巌洞のような、どこか厳かな、圧倒されるような印象を持つのですが、ここは少し違いました。どこか愉快で、親しみやすい表情の像が多いのです。

立神峡 五百羅漢 

笑っている像を歩きながら見てると自然と私も笑みがこぼれます。

後から知ったのですが、この五百羅漢の中には携帯電話を持った像もあるのだとか。時代と遊び心が混ざり合うところも、この土地らしさなのかもしれません。

建神ノ岩 ― 「肥後の空滝」

立神峡 国指定名勝「建神ノ岩」 岩壁

この岩壁は、国指定名勝「建神ノ岩」と呼ばれています。

立神峡 にそびえる高さ約75m、幅250mの結晶質石灰岩の絶壁。

水は流れていないのに、風雨によって滝のように風化していることから「肥後の空滝」「肥後の白滝」と呼ばれているそうです。また中国・長江の赤壁に似ていることから「肥後の赤壁」とも。

現在は「立神」と表記されていますが、本来は「龍神」と呼ばれていたとも案内板にありました。絶壁や洞穴、深い淵や川を龍に見立てたというのです。

確かに、あの岩壁を見上げると、何か大きなものが宿っているような気配を感じます。

中宮の不動明王

五百羅漢を過ぎ、下宮から約100m上がったところに中宮があります。

ここには不動明王が祀られています。
恐ろしい表情で宝剣と縄を持ち、悪を断ち、迷う者を導く存在です。

立神峡 中宮 不動明王

山を登るという行為は、私にとって体力づくりでもありますが、自分自身と向き合う時間でもあります。つい自分に厳しくしてしまうところがあるのですが、この不動明王のように厳しさの中にも慈悲の心を忘れずにいたいな、と感じました。

上宮「立神龍神」への入り方

立神峡 鍾乳洞 上宮 立神龍神

登山道の途中、「鍾乳洞」という案内板があります。そこから約50mほど脇道に入っていくと、上宮「立神龍神」に辿り着きます。

立神峡 鍾乳洞 上宮 立神龍神

白い石灰岩の絶壁の頂上近くにある鍾乳洞。面積は約13㎡。中央には等身大の石筍が立ち、それが「タチガミサン」と呼ばれ、古くから信仰の対象とされてきました。

立神峡 鍾乳洞 上宮 立神龍神 タチガミサン

この鍾乳洞は中に入ることはできませんが、右から縦穴・斜穴・横穴があります。
縦穴は「竜神洞」と呼ばれ、氷川まで続いているとも言われているそうです。現在は落石により塞がれていますが、長さは約60mほどと案内板にありました。

参拝者が古銭を投げ入れて祈ったため、洞内には今も古銭が残っているのだとか。実際に8世紀の古銭や勾玉が出土しているそうです。

鍾乳洞は自然にできるもの。けれど、ここは単なる地形ではありませんでした。

観光地のように整備された空間ではなく、昔からそこにあり、人の祈りとともにあった場所。

その“生活に馴染んだ自然”に、私は静かに感動していました。

岩場の地質について

途中から大きな岩場が続きます。

石灰岩 オオトンゴ

夫くんと、この場所から南にある
龍峰山 から鞍ヶ峰・竜ヶ峰へ向かう途中の岩場に似ているねと話をしてました。

調べてみると、このあたりは石灰岩などの非常に古い地層が露出しているエリアとのこと。一連の山系として見ることができるようです。

まるでアスレチックのように感じる岩場ですが、龍峰山から鞍ヶ峰、竜ヶ峰へ向かう途中の岩場と比べると、こちらの方が歩きやすい印象でした。

眺望はない山頂で、ゆっくりお昼

山頂に眺望はありませんでしたが、ゆっくり座れるスペースがありました。

手作りのおにぎりとカップ麺、頂き物の陣太鼓、そしてコーヒー。

久しぶりの山時間を味わいながら、しっかりと休むことができました。

陣太鼓

眺望がなくてもいい。
ここまで歩いてきた時間そのものが、もう十分満たしてくれていました。

下宮と雷に打たれた大木

下山途中、吊橋を渡る前に下宮にも立ち寄りました。
ここは熊野座神社で、古くは景行天皇の時代に創建されたと伝わっているそうです。

立神峡 下宮 熊野座神社

雷に打たれた大木がありました。それでもなお生きている姿に、自然の力強さを感じます。

立神峡 下宮 熊野座神社

吊橋のあたりの案内板に立神地区文化財が6箇所紹介されていましたので、次回訪れる時は文化財めぐりもしてみたいです。

立神という場所

立神は、昭和42年に「五木五家荘県立自然公園」に指定された場所でもあります。

古代から人が暮らし、江戸時代には「肥後領内名勝図巻」に描かれ、今も祈りが続いている。

山を歩いただけなのに、歴史の中を少しだけ旅したような気持ちになりました。

立神峡 下宮 熊野座神社

オオトンゴという名前の由来は、はっきりとはわかりませんでした。でも、立神という土地の物語を知った今、その名前もこの土地の一部なのだと感じています。

久しぶりの山歩きに選んだのが、この場所でよかった。
また、ゆっくり訪れたいと思います。

駐車場とトイレについて

今回利用したのは立神峡第二駐車場です。
ここにはトイレや自動販売機はありません。

事前に済ませておきたい場合は、近くの
道の駅 東陽(せせらぎ)
を利用するのがおすすめです。

吊橋が苦手な方は、下宮近くの駐車場を利用するとよいかもしれません。こちらからでも下宮・中宮・上宮すべてを巡ることができます。ただしトイレは未確認でしたので、事前に準備を。

一方で、歩いたルートを違う角度から振り返りたい場合は、第二駐車場付近からの眺めがおすすめです。吊橋を渡りながら、登った岩壁を眺める時間もまた印象的でした。

立神峡 岩壁

第二駐車場の上には「龍神橋」という吊橋があり、その先はキャンプ場になっています。橋を渡ったところには散策マップがあり、4つのコースが紹介されていました。がっつり登山だけでなく、体力やその日の気分に合わせて歩き方を選べるのも、この立神峡の魅力だと感じました。

立神峡 立神峡里地公園 散策マップ

山行の詳細なコースタイムやGPSログは、YAMAPの活動記録にまとめています。
実際の歩行距離や高低差が気になる方は、そちらも参考にしてみてください。

オオトンゴ / こいともさんのオオトンゴの活動データ | YAMAP / ヤマップ

今回岩場の雰囲気が似ていると感じた
龍峰山 の記事はこちら↓↓↓

熊本で岩場歩きを楽しみたい方の参考になれば嬉しいです。

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