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アブと雨に歓迎され、花にはフラれた多良岳ハイキング(長崎・佐賀県境)

低山登山
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本記事はAI「ChatGPT」を活用し、効率的に執筆しています。AIが生成した内容については、筆者が事実確認と編集を行い、独自の視点や体験談も加えています。

こんにちは、こいともです。

長崎県と佐賀県の境にある多良岳と国見岳へ、お盆休みに登ってきました。
結果から言うと――花にはフラれ、雨上がりで石はツルツル、アブにはモテモテ(噛まれ放題)。三拍子そろったハイキングに!

……と思いきや、実はこの日の試練はそれだけじゃなかったんです。
滑るのが苦手な私にとってのバランス大会、小屋に着いたらまさかの閉館、そして「これ正規ルートですか?」と聞かれる不思議な展開まで。
今回はそんな“笑える試練だらけの多良岳ハイキング”をレポートしてみたいと思います。

滑りやすさとの戦い編

金泉寺登山口からスタート。最初は石畳のような遊歩道で、階段状になっていて歩きやすそうに見えました。線状降水帯の雨上がりだったので「泥だらけになるかな?」と身構えていたのですが、意外と足元はきれいで快適。

……と思ったのも束の間。石がしっとり濡れていて、これがまあよく滑る!
私は山登りで「滑る」のが一番苦手なので、登りはじめからすでに緊張感マックス。
そのうえ、道端にはまだ少し花が咲いていて、つい撮影に夢中になり、足元は慎重に、手はカメラに、という状態。結果的に一歩一歩に時間がかかりました。

「登りはまだ体力があるからいいけど、これ下山はさらにツルツルで大変そうだぞ…」と、スタート直後から思っていた記憶があります。
まさに“バランス感覚チャレンジ大会”の幕開けでした(笑)。

小屋が閉まってた編

つるつるの石畳を抜けると林道に出て、予定通り金泉寺山小屋へ。ここは夫くんが何度か訪れたことがあって、「いつか連れていきたい」と思っていたそうです。

そして彼が今回ひそかに楽しみにしていたのが、山小屋で飲むアイスコーヒー
「絶対うまいよ!」と期待をふくらませていたのですが――まさかの営業時間外。お盆だから?平日だから?理由はわかりませんが、とにかく閉まっていました。

夫くんの肩がほんのり落ちたのを横目に、私は自分で背負ってきた栄養ドリンクを取り出して乾杯(?)。
「まあ、これも山のあるあるだね」と笑いつつ休憩を済ませました。

金泉寺の西側にオオキツネノカミソリ群生

せっかくここまで来たのなら、花の見頃は終わっているかもしれないけれど「オオキツネノカミソリ群生地」に寄ってみよう、ということになり、寄り道開始です。

オオキツネノカミソリにフラレた編

多良岳といえばやっぱり「オオキツネノカミソリ」の群生。
先日矢護山を訪れたとき、夫くんから「多良岳もいいよ」と勧められていたこともあり、記事を書くときに調べてみると、オオキツネノカミソリが8月上旬まで咲いているとわかりました。ちょうどお盆休み、もしかしたら咲き終わりでも少しは見られるかも……と、ほんのり期待していたのです。

ところが行ってみると、オレンジ色の花びらはすっかり落ちていて、そこに残されていたのは立派な茎の群生。
その数の多さから「きっと見頃は圧巻だったんだろうな…」と想像できるほどで、まさに花にフラれた気分

それでも、遅咲きのわずかな花を見つけては「お、まだ残っててくれた!」と寂しく撮影。
完全にフラれたデートの帰り道みたいでしたが(笑)、来年以降の下見になったと思えば悪くない寄り道になりました。

「これ正規ルートですか?」と聞かれた編

オオキツネノカミソリの群生地から金泉寺山小屋へ引き返し、多良岳方面へ。
途中には鳥居があり、そこから先は石段がひたすら続きます。もう足がプルプルして「やっと終わった!」と思ったら、今度はまさかの鎖場。体力だけでなく、気力まで試される展開です。

そんな時、後ろから来た別の登山グループが私に声をかけてきました。
「これって正規ルートですか?」――真顔で。

いやいや、それ、私も聞きたいセリフ!!(笑)
初めてのルートなので答えられるはずもなく、「ですよねー!私も初めてなんです」と返しました。

お互いに疲れていたのか、道を譲ったり譲られたりを繰り返し、結局そのグループに先に行ってもらうことに。するとすぐに、先のほうから聞こえてきました。
「えー!ここを行くの!?」
「この先に道あるの!?」

……うん、私もそう思う(笑)。
どうやら初心者にとってはなかなかチャレンジャーなルートのようです。
でも、冒険好きにはたまらないスリルかもしれませんね。

アブとの戦い編

そして極めつけはアブ。
私は登山歴3年目ですが、これまで「顔まわりに小さな虫が飛ぶ」程度の経験しかなく、正直「虫=ちょっとわずらわしい存在」くらいに思っていました。ところがこの日の主役はアブ。しかも想像以上にしつこい!

調べてみると、アブは産卵のために血液から栄養を得る必要があり、人や動物の体温や汗、呼気の二酸化炭素、皮膚のにおいを敏感にキャッチして近寄ってくるそうです。特に黒や濃い色の服は視覚的に目立ちやすいとのこと。

──お盆の猛暑、滝汗、そして黒っぽい服。はい、完全にターゲットです。

歩いている間じゅう、手で払いのけたり小走りになったり、まるで「アブとの鬼ごっこ」。山頂で休憩した時にはふくらはぎをしっかり噛まれてしまいました。さらに極めつけは、なんだか近すぎるな?と思ったら…なんと虫よけネットの中にアブが! 夫くんに救出してもらいましたが、泣きたい気分でした。

結局、下山で林道に出るまで、アブの猛追から解放されることはなく、この日の山行は「アブに歓迎された日」としてしっかり記憶に刻まれることになりました。

ちなみに、途中で「これ正規ルートですか?」と聞いてきたあのグループの人から「虫除けネットいいですね!」と声をかけられたのですが……私の中にはアブが入ってましたけど?(笑) その方々は大丈夫だったのか気になるところです。なお、夫くんはあまりモテなかった模様。どうやらアブにも「好み」があるらしいですね。

下山の出来事と達成感

下山中、やっぱり滑ってしりもちをつきました。幸い、ザックがクッションになってくれたおかげで痛みはナシ! 夫くんも全く同じ場所ですってんころりん。笑

滑るのを避けつつ、金泉寺山小屋あたりから林道を歩いて帰る途中、鎖場のあたりにある巨石を見て「ふぅ、よく頑張ったなぁ!」としみじみ。さらに、ひたすら歩いて我が家の車が見えた瞬間は本当に嬉しくて、その表情の変化を夫くんがたまたま目撃。「あの瞬間の顔、今までと打って変わって、めっちゃキラキラしてた!」と笑われました。

下山後はお風呂に入って汗を流し、美味しい下山めしを食べてすっかりご機嫌も回復。
苦労もあったけれど、笑いあり達成感ありの一日になりました。

まとめ

今回の多良岳山行は、スタートから石畳に翻弄され、果てしなく続く石段と鎖場に気力を試され、極めつけにアブの大歓迎を受けるという、まさに「チャレンジ大会」のような一日でした。笑

初心者目線で言うと、正直「なかなかハード」。でもその分、花や自然の豊かさ、歴史ある神社の雰囲気、そして自分の限界に挑戦している感覚は、ほかの山では味わえない魅力でもあります。

冒険好きにはたまらないルートですし、「一度は行ってみる価値アリ」と胸を張って言えます。
ただし、行かれる際は虫よけ対策・服装・体力準備をしっかりと!

私にとっては「もう二度と行きたくない!」と思いながらも、ふとした瞬間に笑って話せるエピソードがたくさん詰まった、大切な思い出の山行になりました。
そして正直なところ、金泉寺山小屋からオオキツネノカミソリを見て下山するだけのコースなら、同じ時期にもう一度行ってもいいかな……なんて思ったりもします。

来年こそはオオキツネノカミソリの見頃を狙ってリベンジ!
矢護山の記事も参考に、夏の低山ハイキングを計画してみるのも楽しそうです → 矢護山の夏ハイキングレポートはこちら

きっとまた時間が経つと、「アブの洗礼」を受けたことさえ懐かしく思えるんだろうなぁ……(いや、やっぱり思えないかも?笑)。

国見岳・多良岳 / こいともさんの多良岳国見岳(佐賀県藤津郡太良町)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

アクセス(登山口・駐車場)

  • 駐車場:登山口には数台駐車できるスペースがあります。すぐ近くにも駐車スペースがあります。
  • トイレ・自販機:登山口周辺にはトイレや自動販売機がないため、事前に済ませておくのがおすすめです。
  • Googleマップ
    → 金泉寺登山口(Googleマップで開く)

🌿今回の多良岳ハイキングの様子を動画でまとめました!
雨上がりの緑や石畳、オオキツネノカミソリの群生地、山頂からの景色など、散策気分で楽しめる映像になっています。
滑ったりアブに追われたり…はカットして、山の雰囲気と景色の魅力だけをお届け。
山歩き気分を味わいたい方はぜひチェックしてみてください!

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