こんにちは、こいともです。
急性胆嚢炎で手術した話を前回記事で少し書きましたが、術後の診察で医師から「もう病院に来なくていいよ」と言われ、自分自身でも回復した感覚があるので犬の散歩も徐々に距離を伸ばしています。
今回のお出かけはまた夫が行き先を伝えないままの出発です。
ミステリーツアーへようこそ♪
場所によって準備物が変わるからジャンルだけでも教えて?
道中「神社仏閣」とわかりましたが時すでに遅し。まぁそれなら準備は不要か、な。
清水公園散策
広い駐車場に到着。同時に山登りの格好で降りてくる沢山の人たちに出会い、その格好が正解なのかと若干混乱します。
いつでも引き返せそうだし、途中まで車でも行けそうなので無理のない範囲で歩くことに。
まずは1番近い清水寺本坊庭園に行ってみます。
清水寺本坊庭園
手入れされており木陰も手伝って気持ちよく歩けます。
手前に清水山ぼたん園があります。花期ではないからか門が閉まってますので本坊庭園へ。
本坊庭園の手前に魔羅観音様。子授け観音とありますが、五穀豊穣、家庭円満、商売繁昌、無病息災等もご利益があるそうです。
お参りしたその左によくお手入れされた庭園が広がっています。
入り口手前の看板によると、この庭園が作られた年代と作った人の名前はよくわかってないが、寺の歴史の上からと現在の庭園の在り方から考えて室町時代の終わりごろ、作風から雪舟であろうとのこと。
室町時代の終わりごろということなら1573年より前あたり。450年前くらいに作られた庭園が今の時代でもうっとりできると思うと有難い。
来たのが土曜でよかった。次の日と思ってたらここは休館日でした。
●庭園保存費 大人300円
●拝観時間 9:00~17:00
●休観日 日・月曜日(祝日・11月中を除く)
※但し、毎月18日は観音縁日にのため休観
清水寺ホームページ
駐車場あたりまで引き返し、車道沿いを歩いていきます。
五百羅漢
熊本市の霊巌洞、宮本武蔵が晩年城下から通い兵法書「五輪書」を書き記した洞窟があります。その手前に五百羅漢があり、そこに似てるなと感じていたらここも五百羅漢でした。
現地の看板によると文化文政(1800年あたり)から大正年間(1900年はじめ)にかけての修行僧の群像で、五百種の表情の中には亡き人の面影がそこにあったことから亡き親に会いたければ羅漢さんにめーんなはれ(会っておいでという意味なのかな?)といわれたそうです。
それが明治以降、何者かによって全部首が落とされてしまい、長い間「首なし地蔵」と呼ばれていたそうです。それがこれも何者かによって知らぬ間に首がついたそう。
そうなのかと思いながら歩いて行くと仁王門が見えてきました。
仁王門
仁王門なので見えにくかったけど両側に像がありました。
仁王門にぶら下げている草履に触れると足が強くなると言われています。と看板に書いてました。触らない方がいいかなと思って触れませんでした。今後の登山ハイキングのためにも触れておけばよかった。
仁王門の五百羅漢とは反対側がすぐ分岐になっています。左の方を歩けば清水寺参道で楼門をくぐって清水寺本堂に行けますが2021年8月の大雨により楼門手前から三重塔にかけての斜面に被害が出ているため右方面の車道から迂回してくださいとのこと。
しばらく車道沿いを歩いて行くと左に進む道が出てきました。
ここからは車の侵入は禁止。ここでの駐車も禁止。
駐車場はすぐ手前の車道沿いにありますのでそこに止めていかれると良いです。
この駐車場まで道が狭かったりするので、歩ける方は清水寺本坊庭園入り口あたりの広い駐車場を利用された方が安心かもしれません。
清水寺三重塔
車両侵入禁止の道を進んでいくと三重塔が見えます。
ここから斜面が工事中なんですね。
1836年、大阪の四天王寺の五重塔を手本に14年の歳月をかけて完成したそうです。
緑と赤のコントラストが素敵ですね。紅葉と三重塔、桜と三重塔も素敵でしょうね。
乳父観音
三重塔へ進む手前左側に乳父観音があります。乳不足や乳の病気に悩む女親たちの篤い信仰によって守られてきたそうです。
清水寺本坊庭園手前にある子授け観音、魔羅観音様の看板にも「子宝に恵まれても母乳が出ない人は三重塔の横にある乳父(乳婦)観音に祈願すれば、あふれ出る様になるご利益があるとされています。」と書かれています。
清水寺本堂
清水寺本堂に着きました。この絵を見るとわかりやすいですね。
画像中央下から出発して、五百羅漢・仁王門から右へ進んで迂回、三重塔を通って本堂へ着きました。
再び歩けるようになったのでここまで来れました。ありがとうございます。
なで仏
本堂と寺務所の間の奥にそっと鎮座されてるなで仏様。
身体に痛いところがあれば、仏さまのその部分を撫で、それから身体の痛いところを撫でると、痛みがとれると云われているそうです。
そういえば首肩が痛い、こないだ胆嚢手術前後が痛かった、腰痛持ちだし、山登り始めたら膝も痛くなるだろうしと、思っているうちに全身撫でまくり。欲深くてすみません。
清水寺楼門
本堂の方から清水寺楼門が見えました。すごい階段ですね。
地図や絵からだと清水寺楼門は本堂に近い場所にあるので、仁王門から楼門まではさらに長い階段があると想像できます。迂回路でよかったのかもしれない。
3つの展望台
本堂を出て三重塔も引き返して歩いていたら展望台との表示が。
せっかくだから行ってみよう
今回も元気に妖怪せっかくがご登場。
第3展望台
先程の分岐地点から割とすぐのところ、階段で登ると第三展望台があります。
先に登った夫が「何も見えない」とジャスチャーで伝えてきたので、私は第三展望台まで登らず画像のここで引き返しました。
階段を降りたら第二展望台の案内の方へ進みます。
第2展望台
第二展望台も割とすぐ着きました。東屋もあり少し広さもあって桜も咲くようです。
みやま市一帯が見え、遠くは長崎が見えますので、柳川も見えてるかもしれないし、右の遠くは佐賀県かもしれないですね。
第1展望台
第二展望台から車道に出てサクサク歩いていると控えめな案内が。
第三展望台、第二展望台と見たならば第一展望台も見ておかなければ。という気持ちに。
今度は私が珍しく、妖怪せっかく。
妖怪せっかく(私)。どんどん駐車場に向かって歩いていた夫に引き返してもらってまで第一展望台を目指しますが早速後悔。だいぶ歩いた後の階段登り、そして日差しに負けそう。
ですが行ってよかった。第一展望台が1番眺めがよかったです。
いいとこ取りショートカットで清水寺周辺を歩かれる方は第一展望台をおすすめします。
第一展望台から車道に戻って駐車場に着く手前、この看板をよく見てみたらわかりやすい。
ここに着いた時に登山の格好をした多くの方達は、清水寺本堂や三重塔よりさらに登ったところ、大観峠展望所(330m)まで行かれてたんですね、きっと。
神社仏閣に行くと聞いてたから大丈夫だろうと思っていたけど、滝のような汗でした。
木陰がほとんどだから途中からアームカバーを外して首に巻いたのですが、アームカバーを2度絞っていずれも大量の汗が出ました。
暑い間は着替えなど持っていかれるといいと思います。あと歩きやすい靴も。
駐車場に戻って30分くらい停止ボタン押し忘れています。犬の散歩と変わらない距離だったので歩けました。
道中は沢山の看板で情報が得られますし、子供たち手書きのクイズもあって楽しめます。ゆっくり読み進めながら歩いてみられると良いと思います。
スマホでご覧の場合、GoogleMapsからナビを利用しピンの場所に行くことができます(『拡大地図を表示』をタップしアプリへ移動。『ナビ開始』をタップ)
行かれることがあったときはぜひ活用してください。
カフェレストラン暖(はる)でランチ
駐車場まで戻ってきたらちょうどお昼時。駐車場目の前にあるカフェレストランがGoogleマップで高評価だったので入ってみました。
とても落ち着く店内で冷房も効いてて助かります。
私は牛ハラミステーキセットを注文。ライスは「大」「中」「小」から選べます。
汗びっしょりで歩いた体に沁みます。とても美味しい。
お店の方も優しいし雰囲気もいいし。次は入り口にあったケーキが美味しそうだったからコーヒーと共に注文したい。「コーヒー鑑定士の珈琲屋さん」って入り口近くの旗がヒラヒラ揺れてました。
スマホでご覧の場合、GoogleMapsからナビを利用しピンの場所に行くことができます(『拡大地図を表示』をタップしアプリへ移動。『ナビ開始』をタップ)
行かれることがあったときはぜひ活用してください。
水田天満宮に寄り道
ランチの後、少し車を走らせて水田天満宮に到着。
水田天満宮は、太宰府天満宮と御縁深く、菅原道真公の御霊魂を祀り、太宰府に次ぐ九州二大天満宮として人々の信仰は極めて篤いそうです(出典元:水田天満宮ホームページ)
菅原道真公なので学問の神様ですね。
水田天満宮境内にはたくさんの神社があります。その中でも恋木神社が有名になってるみたいなので本殿右横のハートの恋参道から行ってみます。
いいご縁をと思われてる場合、この方と今後もと思われてる場合にいいかもですね。
この木の周りを左・右・左と三度廻ると幸福が訪れると言われていると書いてあるので、しっかり三度廻ってきました。
水田天満宮の由緒や境内案内等は水田天満宮ホームページからご覧いただけるといいかと思います。
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