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金峰山で登山と野鳥ヤマガラ観察!滑りやすいさるすべりコースも挑戦

低山登山
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こんにちは、こいともです。

金峰山のさるすべりコースに挑戦!滑りやすい地面を攻略しながら、山頂でヤマガラとの出会いを楽しむ体験をお届けします。

金峰山は熊本県の中心に位置する、初心者から中級者まで幅広い登山者に愛される標高665mの山です。豊かな自然に囲まれたこの山は、四季折々の表情を楽しめるとともに、山頂からは熊本市街地や有明海を一望できる景色を楽しめます。

その中でも「さるすべりコース」は、地元の登山愛好家たちに少し挑戦的なルートとして知られています。滑りやすい土の道や岩場が特徴のこのコースは、気を抜くと足を取られそうになる場面もありますが、だからこそ達成感がひとしお。登山を楽しむだけでなく、山頂で待つヤマガラとのふれあいという癒しの瞬間も、このコースの魅力の一つです。

この記事では、私が挑戦した「さるすべりコース」の体験をご紹介します。挑戦を考えている方や、次の冒険先を探している方は、ぜひ最後までお読みください!

登山前の準備

登山口にトイレあり

さるすべりコースに挑む前に、しっかり準備を整えましょう。以下はおすすめの持ち物リストと服装アドバイスです。

必要な持ち物リスト

  • トレッキングポール(今回登りは未使用。下山時使用したい場合)
  • グローブ(園芸用などの滑り止めのある手袋でもOK)
  • 水分・軽食(山頂や休憩時にリフレッシュ)
  • カメラやスマートフォン(撮影用。特にヤマガラの写真はお見逃しなく)
  • 虫除け(夏場とダニ対策)
  • 殻付き落花生(自宅で殻と渋皮をむいて用意すると便利)

服装のアドバイス

滑りやすい場所が多いさるすべりコースでは、以下の服装がおすすめです。

  • 登山用靴(滑りにくいソールのもの)
  • 動きやすい服装
  • 両手が自由になるリュック

さるすべりコースの魅力と挑戦

登山ルートの概要

金峰山のさるすべりコースは、その名の通り、急な斜面と滑りやすい土の地面が特徴的なルートです。このルートは、金峰山への複数の登山道と交差するため、挑戦しながらも柔軟に計画を変更できるのが魅力です。特に、5合目、6合目、7合目、8合目では自然歩道コースと交差しており、無理だと感じた場合には自然歩道コースへ切り替える選択肢があるという安心感が大きなポイントでした。

実際に登った感想とルートの特性

滑りやすいと聞いていましたが、実際に歩いてみると、岩をつかみながら登る感覚が新鮮で、少し冒険しているような気分にさせてくれました。事前情報で「ハードなコース」と耳にして少し身構えていましたが、意外ときつさを感じずに登ることができました。グローブを使って岩場をつかむスタイルが功を奏したのかもしれません。

また、トレッキングポールを使用しないことで、両手を自由に使えるのが助けになりました。

小休止のひととき

さるすべりコースの途中では木々が生い茂り、立ち止まって景色を楽しむというよりも、自然歩道コースとの合流地点や安定した足場などで小休止するスタイルがしっくりきました。それでも、その合流地点でリフレッシュしながら次のステップを考える時間は、登山の楽しみの一つと感じました。

山頂での楽しみ方

金峰山の山頂では、ヤマガラとの触れ合いが最大の楽しみの一つ。今回は、事前に用意したピーナツ(殻付き落花生の中身)を持参して、ヤマガラとの時間を存分に楽しむことができました。

※ヤマガラと触れ合うためのポイントはこちらをご覧ください。

ヤマガラの行動はとても素早く、近くでじっとこちらを観察しているかと思うと、一瞬でピーナツをつかんで飛び去ります。その際、羽ばたく音が意外に大きくて少し驚きましたが、何度か繰り返し楽しむことができました。

この日、山頂で出会った人生の大先輩が「今日はヤマガラが少ないね。お腹いっぱいかな?」と声をかけてくださいました。その方は毎日のように山頂を訪れているそうで、ヤマガラたちは彼の顔をしっかり覚えているのだとか。そのおかげで、安心した様子のヤマガラたちがピーナツを受け取る姿を間近で観察することができました。

また、山頂からの景色も見逃せません。この日は天候が良く、熊本市街や有明海、遠くには雲仙普賢岳まで見えました。ただ、先程の人生の大先輩によると「ここ数年は霞んでいる日が多くて、くっきり見えることはほとんどない」そうです。雨上がりは地面が滑りやすいですが空気が洗われて遠くまでくっきり見えたりもするので、歩きやすい日を選ぶのか、景色の良い日を選ぶのか、登山日を選ぶのが悩ましいところですね。

山頂にトイレあり

最後に、今回のヤマガラにピーナツをあげた様子を動画の一部に収めました。記事の最後にYouTube動画を掲載していますので、ぜひご覧ください!

下山ルート:自然歩道コース

下山には「自然歩道コース」を選びました。このルートは金峰山の中でも歩きやすい道が多く、登山初心者や家族連れにもおすすめです。さるすべりコースのような急斜面は少なく、山の自然をよりリラックスして楽しむことができます。

ただし、下山だからといって油断は禁物。自然歩道コースも一部では土が滑りやすい場所があり、特に雨上がりや湿った地面では慎重に足を運ぶ必要があります。この日は滑りやすさはさほど感じませんでしたが、登山靴のしっかりしたグリップが心強かったです。

道中では、木々に囲まれた静かな環境の中で風の音や鳥の声を感じられ、心が癒される時間を過ごすことができました。最後までトレッキングポールを使わずに歩けたのも、このコースの穏やかさのおかげかもしれません。

下山時も自分のペースを守り、無理をせずに楽しむことが大切です。自然歩道コースを選んだことで、金峰山のさまざまな魅力をさらに深く味わうことができました。

金峰山全体の印象とおすすめポイント

金峰山は、初心者から中級者まで幅広い登山者が楽しめる、魅力あふれる山でした。それぞれのコースが持つ特徴と魅力を比較すると、その多様性が際立ちます。

さるすべりコースは、少し冒険心をくすぐるルート。急な斜面や岩場、滑りやすい地面があるため、しっかりと準備をして挑む必要がありますが、その分達成感がひとしおです。特に、岩をつかみながら登る箇所は、まるで自然と一体化しているような感覚を味わえます。慎重になりながらも意外と楽しく進めるルートでした。

一方、自然歩道コースは穏やかな雰囲気で、落ち着いて金峰山の自然を満喫したい方におすすめです。登りでも下りでも選択可能なこのコースは、整備が行き届いており、比較的安全に歩ける点が魅力。初心者や家族連れにもぴったりのルートです。

また、両コースは途中で交差するポイントがいくつかあり、自分の体力や調子に合わせてルートを切り替えられる柔軟性も嬉しいポイントでした。登りでさるすべりコースや自然歩道を選び、下山時は自然歩道コースでゆっくりがおすすめ。

(急斜面の下りは初心者にとっては予想以上に難しく、足元が不安定になる可能性があります。無理は禁物)

金峰山の魅力は、単に登山だけにとどまりません。山頂では可愛らしいヤマガラと触れ合う体験ができ、心癒される時間を過ごすことができます。また、どちらのコースを選んでも、山頂からの景色や清々しい空気を楽しめるのが大きな魅力です。

登山経験の浅い方には自然歩道コースから、もう少し挑戦してみたい方にはさるすべりコースもおすすめ。自分のペースや体力に合わせてコースを選べる金峰山は、どんな登山者にも素晴らしい体験を提供してくれる場所だと感じました。

まとめと次回予告

今回の金峰山登山では、さるすべりコースと自然歩道コースの両方を体験し、それぞれの魅力を存分に味わうことができました。

また、山頂では可愛らしいヤマガラとの触れ合いが何よりの思い出に。ピーナツをあげる際の一瞬のスリルと、彼らの素早い動きには驚きつつも、自然との触れ合いに心癒され、しっかりと休憩がとれました。

金峰山は初心者から中級者まで幅広い登山者が楽しめるスポットであり、コース選択の自由度や自然の多様性がその魅力をさらに高めています。今回の体験を通じて、金峰山の素晴らしさを改めて実感しました。

次回の記事では、宮本武蔵が晩年にこもったといわれる霊巌洞近くからの西廻りコースについてご紹介する予定です。このルートは、さるすべりコースや自然歩道コースとはまた異なる景色や特徴が楽しめるかと思います。また、金峰山全体のさらなる魅力を探る旅の続きもお届けしたいと思います。

金峰山の多様なコースを通して、あなたもぜひ自分だけの楽しみ方を見つけてみてください。それでは、次回の記事もどうぞお楽しみに!

付録情報(オプション)

登山データ

  • 所要時間:
    さるすべりコース(登り):約40分
    自然歩道コース(下山):約30分
  • 総距離: 約1.8km(登り・下りを含む)

駐車場とアクセス情報

スマホでご覧の場合、GoogleMapsからナビを利用しピンの場所に行くことができます(『拡大地図を表示』をタップしアプリへ移動。『ナビ開始』をタップ)

行かれることがあったときはぜひ活用してください。

参考地図・ルート図

金峰山-さるすべりコース / こいともさんの金峰山(熊本県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
  • 私の活動日記です。参考にしてみてください(タイムは休憩時間含む)
  • 迷いにくいルートではありますが、紙の地図や登山アプリを携行することをおすすめします。

注意事項

  • 雨天時や前日の雨の影響で、地面が滑りやすくなる可能性があります。
  • ルート変更をする際は分岐点の案内板を確認し、安全に配慮してください。

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