こんにちは、こいともです。
今回は小岱山から2kmくらい南方面にある標高200mの低山、日嶽・本善坊をハイクしました。
日嶽と本善坊は山頂近くでどちらにも行ける山です。今回は日嶽山頂に行く前に本善坊山頂に寄りました。
駐車場に車を停めて箱崎八幡宮にてお参り
「今日ここに行こう」と決めるのは夫なので、私は連れて来られるだけです。
この山はYAMAPアプリで見つけたみたいなのですが、駐車場を私がYAMAPアプリから探そうとしても難しく、Googleマップでもわからない場所でした。
ちょっと登るのにいい穴場かもしれません。
駐車場は割と広く、トイレもあります。赤い矢印のところに鯉のぼりが泳いでます。目指す場所はきっとそこ。
すぐ近くに神社があったのでお参りしてから歩きます。
箱崎八幡宮。怪我なく無事に下山できますように。
神社の右側から回っていきます。
雰囲気が植木の平尾山をハイクした時に似てる。
日嶽登山口に出てきました。
杖があった方がいい山なのかなと思いましたけど、結果ないならないでも大丈夫。
東回りで山頂を目指す
真っ直ぐ進むと道が分かれていました。
- 東回りコース(700m)20分
- 西回りコース(550m)20分
同じゴールで所要時間も同じであれば東回りコースの方がゆるやかで登りやすそう。
東回りコースで登ります。
最初はコンクリートで整備された道です。
普段は階段が沢山見えると「また階段か」と思うので、やった!階段じゃない!と喜んだんですが、コンクリートの坂道の方が疲れを感じやすい。
ずっとコンクリートの坂を歩いていると「階段のほうがいい」とすら思う。
この案内が見えて左を向くと、永遠と続く階段。
「階段のほうがいい」と思ったからか、「また階段か」という気持ちは普段より弱め。
ここは階段が建物の階段に近い感じで登りやすくロープも張ってあるので、トレッキングポールはなくても大丈夫そう。
ロープは低めの位置です。
ここは、またぐか、くぐるか。
またぐには足の長さが足りず、くぐることにしましたが、ポール持ってリュック背負って膝をついて。
おばさんがモゾモゾしているだけにしか見えなかったと思うので、前後に人がいなくてよかった。
夫は、またいだそうです。
分岐から本善坊山頂へ寄り道
頂上が近くなったあたりで左に進むと同じような階段とロープの道。右に進むと階段やロープがない道に分かれています。
右に行くと本善坊山頂に行けるので右に進みます。
また植木の平尾山を思わせるような雰囲気。
ピンクのテープなどの目印が少なく、道も分かりにくい。
夫は人が歩いた道が見えるそうですが私はわかりませんでした。夫が先を行って姿が見えなくなったら、私は早速道を間違えてました。
どうにか到着。標高208m。眺めはちょこっと玉名市街が見え隠れする程度。
木に赤いスプレー、Bコースとは?。よく分かりませんが山頂はこんな感じです。
目印の少ない道を引き返します。私みたいな初心者は登山アプリがあったほうがいいと思います。
引き返して日嶽山頂へ。そして昼食
先程の分岐まで戻って階段の道を歩きます。整備されている道がいかに安心感があるか。ありがたい。
山頂のすぐ手前の景色。
小岱山近くの山だけあって、景色が小岱山とほぼ同じ。
山頂に着いたら夫がすでに岩に登ってました。
日嶽城跡#小岱山#玉名 pic.twitter.com/pUcViPayXh
— こいとも (@r_koitomo) May 14, 2023
玉名市街と長州港が見えます。南関のグリーランドの観覧車は見えませんでした。
まあまあな広さがあり、ベンチの数も多いです。
ここは昔、日嶽城(別名:鶴城)というお城があったそうです
古代における日嶽(標高201メートル・別名 鶴城)は、火岳(狼煙を上げる火の岳)と呼ばれていて、烽火台が設けられていたとも言われている。
有明海に敵の船が侵入してくると、狼煙を上げ、次々とリレーして、菊池の鞠智城まで伝えたのではないかと考えられている。
睦合地区まちづくり委員会 日嶽城看板より
それで日嶽城の山頂あたりと奥に描かれた山の山頂がモクモクしているんですね。
狼煙を上げるということは早く遠くに知らせる手段だったと思うのだけど、有明海からきた敵にも「私たちはあなた達に気づきましたよ」と知らせることにもなりますよね。そのリスクを負っても狼煙を上げるメリットってなんだろう。
日嶽山山頂にある看板。書いてあることの理解が私にはちょっと難しい。
ただ思ったのは、昔の人たちは土地を与えたとか山を与えたと書いているものを時折見かけるのだけど、現代の「親に家を建ててもらった」とか「土地をもらった」とは広さのレベルが全然違う。
移動ひとつにしても、江戸時代の参勤交代を思うと「歩く」距離が全然違う。もうちょっと歩けるように体力つけたいです。
さて、頭も足も沢山使ったので昼食にします。
今回は賞味期限間近の非常食、お湯を入れて3分待つだけのパスタを持参。その他はお弁当のヒライ。磯辺仕立てのささみフライはささみがしっとりして食べやすかったです。
日嶽城跡#小岱山#玉名 pic.twitter.com/l86WIXGEJC
— こいとも (@r_koitomo) May 14, 2023
西回りで下山
下山は西回りを使います。
早速階段が見えない先まで続いています。
階段の1段1段は狭かったりするのですが、広すぎたりはないので降りやすいです。
西回りコースもロープがあります。途中まで降りると西回りコースもコンクリートの坂道が続いてました。
もみじも沢山見かけたし、落葉も多かったので紅葉の季節に来ても楽しめそうですね。
登山ルート・駐車場マップ・トイレ
本善坊・日嶽城跡-2023-05-14 / こいともさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
昼食時間はカウントされてないです。神社に寄ったり、山頂でしばらく写真撮ったりしているので、他の人より時間かかっているような表示です。
日嶽の活動記録に、小岱山登ったあとの「おかわり登山」って書いてる人がいたよ。
「用事の前に」「隙間時間に」って書いてる人もいたよ。私はおかわりする元気はまだないなぁ。
駐車場は行き止まりっぽいところにあります。駐車場のラインはないので、通行の邪魔にならないよう停めたらいいかと思います。
駐車場手前にトイレがあります(汲み取り式)
どの方面から来るかにもよりますが、近くのコンビニやスーパーにご縁がない可能性もあるので、あらかじめ用意しておいたほうがいいかと思います。(自動販売機も見かけませんでした)
駐車場の案内が難しかったので、日嶽(本丸、鶴城)の南麓の古城(二の丸、亀城)を案内しておきます。スマホでご覧の場合、このGoogleMapsからナビを利用しピンの場所に行くことができます(『拡大地図を表示』をタップしアプリへ移動。『ナビ開始』をタップ)
このマップをズームするとトイレ、神社がなんとなく分かります(私は行ったからわかるのかもしれない)。
亀城へナビをすると到着地に日嶽の看板があります。トイレが日嶽の看板から右側に見えますので、トイレの方へ進むと奥が駐車場になっています。
山田の藤で有名な山田日吉神社へ寄り道
日嶽に登って昼食とって下山してもまだ12時。
時間も体力も残っていたので山田日吉神社に来ました。
近いから。というだけで寄ったのですが、ここは藤の花の季節によくテレビで見かける場所だったのですね。
5月中旬。もう藤の花の時期は終わっていましたが、満開の様子はさぞ綺礼なんだろうなと思います。駐車場もきっと沢山でしょう。
1983年に一時花をつけなくなったそうです。それで地元の有志の方達によってここまでお手入れができているそうです。ツルを支えるのも選定も大変かと思います。
宥座の器。孔子の話が書いてあります。
水が入っていなければ傾き、程よく入っていれば真っ直ぐになり、水を入れすぎては覆る器。
なるほど。欲張ってもいけないけど足りてない状態もよろしくない。自分にとってのちょうど良いを知るのは大切なこと。自分のちょうど良いを知るのは簡単なようで難しい。
翌年、藤の花を見に行ってきた
「山田の藤」と一旦インプットしたら、地元のニュースにも敏感になるものですね。満開の様子をテレビで見たので早朝から行ってきました。
やはり来場者が多いようで駐車場の案内があちこちにあり、お掃除中でもあり。
お掃除のおじちゃんより「上の方が白くなってるから、下から撮ったらいいよ」
カメラを足元の位置までおろして撮ってみました。
早朝で人がまだ少ないおかげで、独占気分。
藤の花は4月下旬から5月上旬にかけてが見頃とのこと。またタイミングが合えば見に来たいです。
スマホでご覧の場合、GoogleMapsからナビを利用しピンの場所に行くことができます(『拡大地図を表示』をタップしアプリへ移動。『ナビ開始』をタップ)
行かれることがあったときはぜひ活用してください。
近くの小岱山のコース紹介と私が登った記事をまとめました。参考になると嬉しいです。
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