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三ノ岳(熊本)を北側ルートから登山|半高山起点・道迷い注意点と無線中継所の山【標高681m】

低山レポート
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こんにちは、こいともです。

2024年5月に登った三ノ岳。私は日頃から三ノ岳を見ながら生活したり車で移動したりと身近に感じている山なので、いつか「ここからスタートしたい」と思っている場所がありました。

身近な山こそ「いつでも行ける」と思って、なかなか行かないって聞く。まさにソレ。半年以上かかってやっと実現しました。

三ノ岳北側ルートの地図

前回は青い線を南から北へ向かって登りました。階段が多い急登だったけど、みかんの花の香りや「銀ちゃん」ことギンリュウソウ(銀竜草)の群生に癒やされた記録があります。

今回は緑の線を北から南に向かって登ります。登山ルートは一直線でひとりでも登れそうな気がしてました。

▶️再生ボタンを押すと今回の登山・ハイキングルートと共に撮った画像が表示されます。ぜひご覧ください。

三ノ岳とは|標高・場所・北側ルートの特徴

三ノ岳(さんのたけ)は、熊本市西区と玉名市天水町の境にある標高681mの低山です。金峰山(一ノ岳)・二ノ岳(熊ノ岳)と連なる金峰山系の山で、阿蘇方面から見ると金峰山のすぐ右側に見えます。山頂付近に立つ4本の無線中継所(電波塔)が、外から三ノ岳を見分けるときの目印です。

登り方はいくつかあり、今回は北側の半高山(はんこうやま)古戦場多目的広場の駐車場を起点にしたルートを歩きました。前回登った南側ルート(二ノ岳とセットの縦走)は階段が多い急登でしたが、今回の北側ルートはゆるやかな尾根歩きが中心で、そのぶん距離は長め。急な登りが苦手な方には歩きやすい反面、踏み跡が細く、登山アプリの地図を見ていても迷いやすい箇所がいくつかあります。

山頂からは熊本港や河内のループ橋、玉名・長洲方面、空気が澄んでいれば雲仙・島原方面まで見渡せます。

迷いやすい区間があるルートなので、登山アプリ(YAMAPなど)に加えて、滑りにくい登山靴や両手が空くリュック(ザック)があると安心です。倒木をくぐったり草が茂る区間もあるので、長ズボンがおすすめ。これから道具をそろえる方は、こちらの選び方も参考にしてみてください。

初心者向け登山靴の選び方はこちら
登山リュック(ザック)の選び方はこちら
初心者の装備・持ち物まとめはこちら

半高山古戦場多目的広場駐車場から出発

「半高山古戦場多目的広場」の案内塔

スタートはここ。この道は県道31号線(熊本田原坂線)、観光農園吉次園さんから西へ向かう道路の途中。国道501号線玉名市天水とつながってます。

玉名や佐賀・長崎方面に行く時によく使う道路です。

立ち寄りやすい駐車場ということもあって、ここからスタートしてみたかったのです。

半高山古戦場多目的広場の建物と駐車場

トイレと自動販売機があります。

この駐車場の道路向かいから入っていきます。

『玉東町観光・史跡案内図』のすぐ左側が入口です。

獣害防止の金網フェンス

イノシシが通った跡だそう。柵も曲がるほどの力があるんですね。

岩に付けられた「吉次峠 三ノ岳登山口」の道標
並木道を歩く登山者

三ノ岳登山口までは迷いにくと思います。

舗装路の先に広がる平野の眺め

画像を矢印のように進むとすぐに三ノ岳登山口。

このあたりに駐車していいスペースはなし。

山道から見わたす平野

右の山が木葉山・高塚山と松ケ平、左の山が小岱山

三ノ岳登山口

藪っぽい登山道の入口

先程の赤い矢印の先(左側)にひっそりと三ノ岳登山口。ここから入っていきます。

倒木の多い森

道こそあれど、細く、倒木も沢山でソワソワします。

道をふさぐ倒木

時々、倒木をくぐったり、またいだり。

鹿はアオキがお好き

登山道脇に育つアオキ
アオキがあちこちで育ってます
夫くん
夫くん

アオキが育っていることろは鹿がいない傾向にあるよ

鹿はアオキの葉を食べるので(特に新芽)、鹿がいるところにアオキを植えても育たないんだそう。

地蔵峠に行く途中で車のすぐ前を鹿が横断してびっくりしたことがあったり、国体道路に鹿がいたというニュースがあったりしたけど、金峰山界隈ではまだ鹿はいないのかもですね。

竹林と杭のある道

何箇所か林道に出ます。林道を横切って森に入っていきます。

荒れた森の斜面

ロープはあるけど、全然大丈夫。

藪の中の踏み跡

歩き進むにつれ、細くなっていきます。人が歩いた跡(踏み跡)とピンクのテープをたよりに。

※ピンクのテープは別用途で使用されることもあるらしいので、ピンクのテープだけをたよりに歩くと迷うかも( 実際私は何度も間違えそうになってます)。マップも必ず併用しましょう。

道に迷いながら

朽ちた木組みの構造物

木の柵が外れていたから、その向こう側に道があるのかと思いきや、何もなく。金網の中も何もなく。

木の柵の手前を右に、柵沿いに歩いて行きました。林道に出る直前で草が茂っていたので半ズボンは避けたほうがいいかもしれません。

黒い鉄のゲート

林道に出たら左に進みます。フェンスにNTTドコモ三ノ岳無線中継所って表示あり。

林道の分岐

その先、画像右側の赤丸あたりに入りました。でもYAMAPのルートからはこの先は外れたような位置表示になったので、YAMAPのルート、林道を歩いた方がおすすめ。

杉林

①三ノ岳無線中継所(道迷い中)

見上げたアンテナ鉄塔

1個目の無線中継所。この無線中継所のあるフェンスを右に見ながらぐるりと進んだのですが、あっているのかなぁ。他にルートがあったのかもですが、イマイチわからず。

一瞬林道に出て、行けそうな場所からまた入っていきましたが、道迷いが不安な方は林道を歩いた方が安心。

数日後に改めて歩いた道
数日後に改めて歩いた時の画像
道迷いしやすい4本の合流点
三ノ岳北側ルートの地図(色分け)

道迷いをしたこの地点は4本が合流する場所で、三ノ岳山頂を向いたら2本(上の写真:右が林道、左が歩道)。どちらを歩いても三岳観音奥の院へ着き、山頂まで行くことができます。

他の1本が今回出発地点の半高山方面(林道)へ。もう1本が三ノ岳公民館方面へ。(三ノ岳公民館方面に進まなければ大丈夫。)

祠のような古い石積み
木漏れ日の坂道

道迷いで不安だったのですが、急に手すりと階段が出てきてホッとしました。

道迷いが心配な方は、NTTドコモ三ノ岳無線中継所って書いてあるフェンスから4本の合流点までは林道を歩くと安心です。

三岳観音奥の院

電波塔と建物のある広場

三岳観音奥の院に出てきました。2個目の無線中継所。

②③三ノ岳無線中継所

山の外から見ると4本ある無線中継所。帰宅後、私の撮った画像では3本しか確認できず「あれ?」と思っていたら、近くに3本目があったようです。木々で隠れて気づかなかったんだなぁ。

三ノ岳観音奥の院周辺の地図(スクリーンショット)

「次行くことがあったら確認しよう」と思ってたので数日後、確認しました。

三岳観音奥の院の建物と電波塔

3つ目ありました!角度によっては木々で見えなかったんですけど

奥の院へ続く参道

ここから降りて振り返って見ると・・・

案内板のある分岐

私の目は節穴だった!こんなに大きいのがあるじゃないか!

後に書きますけど、下山は山頂からここまで来た道を引き返して、左の林道を歩いているのです。だから絶対に右側に無線中継所を見ているはず。あまりにもの節穴に驚愕。呆然。立ちつくす。

前回はこの画像右側に2〜3台くらい駐車して、お弁当持って歩いていくご家族がいらっしゃいました。小さい子達もいたけど広場もあるし、山頂には10分程度で到着するからお手軽ハイキング。山頂のいい景色でおいしく食べられると思います。

④三岳無線中継所

見上げた電波塔

4個目の無線中継所。三岳観音奥の院を降りてすぐのところにあります。

色づいた葉の木と道

ここの右側に無線中継所

山頂手前の開けた広場

一瞬、広場みたいなところがあります。そこも進んでいくと階段があります。

石段と小さな案内板

果てしなく延びていそうな雰囲気に「え・・・」と思うけど、少し頑張ったら頂上です。

昔はこの階段だけで「ヒーヒー」言ってたと思う。

山頂近くの森の広場

ここまで来たらもう少し。左側に熊本市内や阿蘇方面が見えます。

石塔や石仏が並ぶ三岳観音奥の院

三ノ岳山頂

到着ー! 今回は雲仙方面までは見えず。PM2.5がまだ残っている模様。

三ノ岳山頂からの平野と海の眺め

左側は熊本港、そして中央下に河内のループ橋、右側が玉名・長洲方面。

いつもはどの道を通って長洲港まで行ってるかとか、フェリーが見えるとか、そんなところを見ています。

山頂部の石垣

山頂の表示は、いい景色を見ている右後ろ、少し奥まったところにあります。ベンチが2個と1個あるんですが、1個の方の奥にありますよ。

山頂から見た位置を白い丸で示した写真
ここから見ると白い丸のあたり
横から見た位置を白い丸で示した写真
横から見るとこのあたり

山頂でのお昼(カップ麺とおにぎり)

今日はごはんがあまってたので、中に卵焼きとウインナーを入れた爆弾むすびつき。海苔があったら最高だったなー。

途中まで林道を下山

お昼と食後のコーヒー飲んで元気出たので下山します。三岳観音奥の院まで引き返して、迷いながら歩いたルートはやめて途中まで林道の安心ルートを歩きます。

まっすぐ続く林道の下り
林道の黒いゲート

そうそう道迷い、ルートを外れてるっぽいところの途中にこの柵があって、中で電気工事されていたんだよね。

林道から見わたす平野

三ノ岳登山口まで戻ってきました。ほっとする。

赤い矢印で示した山の遠景

木葉山にある神社は赤い矢印のあたり。その右下に鉄塔があるので、鉄塔のさらに右下が出発地の玉東町役場。

木葉山にある神社より高い場所は高塚山・松ケ平。

半高山と多目的広場の駐車場

スタートした駐車場の上は半高山。

半高山は大好きな場所なのでこの後寄ります。

半高山で一息&ふりかえり

半高山から見る三ノ岳方面

半高山から見た三ノ岳。右になだらかな斜面になってますが、その尾根沿いを歩きました。

山の形どおり、急登はないものの、地味な登りが続きました。

半高山は2025年3月まで工事中ですが、この動画のように360度見渡せる気持ちのいい場所です。

この半高山を見つけてからは、時々お弁当を持ってきて、ぼーっと過ごしてました。生活圏内がよく見えるので店舗や目印などを見つけるのが楽しかったです。

なのになのに、この山は半高山(はんこうやま)て呼ぶことを今回知り。「はんたかやま」ってずーっと言ってた。

三ノ岳の半分の高さであることから半高山(はんこうやま)って名前になったそうです。

半高山といえば。夫くんが過去にひとりで半高山からお隣の横平山まで歩いたルートが別にあります。私も真似して後日歩いてきました。

まとめ・ルートなど

三ノ岳。おまけで半高山 / こいともさんの三ノ岳(熊本県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

急登や階段が苦手な方にとっては歩きやすいと思います。ただ、迷いやすいポイントはいくつかあるので人が歩いた跡(踏み跡)とピンクのテープで進めるようになってからとか、複数人で行くとかして、なおかつ登山アプリ使用された方がいいと思います。

わかりにくい場合、林道を使うのもありかなとも思います。

電波塔の見える三ノ岳の稜線

フードパル熊本駐車場から見た三ノ岳。4本の無線中継所を通り過ぎて一番左の山頂まで歩きました。

道に迷いやすかったのは①周辺です。

こうやって見てみると「よく歩くよなー」って人ごとのように、いつも思います。

半高山古戦場多目的広場駐車場を置いておきますね。

トイレ・自動販売機はありますが、食べ物の買い物は事前に済ませておくと良いと思います。

スマホでご覧の場合、GoogleMapsからナビを利用しピンの場所に行くことができます(『拡大地図を表示』をタップしアプリへ移動。『ナビ開始』をタップ)

行かれることがあったときはぜひ活用してください。

数日後歩いた3つ目のルートは・・・

歩いたルート全体の地図

記事中に少し書いたのですが、数日後、別ルートから確認も兼ねて三ノ岳山頂まで歩きました。

紫で囲ったところ、三ノ岳公民館あたりから出発し、①三ノ岳無線中継所で書いた、4本が合流する場所に出て、三ノ岳山頂を目指しました。

うっすら雪の残る尾根道
前日は金峰山で初冠雪との報告

全工程1~2時間程度で歩け、整備されて歩きやすく、迷うこともなかったので別記事を書きたいところですが、駐車場がなく、三ノ岳公民館あたりの通行の妨げにならないところ。と説明が難しいのでこの程度にとどめておきます。

手前に二ノ岳(熊ノ岳)、奥に白くなった雲仙
手前がニノ岳(熊ノ岳)。雲仙山頂が白かったです。

金峰山とその周辺の各コースをまとめた記事はこちら

よくある質問(三ノ岳・北側ルート)

三ノ岳の標高と場所は?

標高681mで、熊本市西区と玉名市天水町の境にあります。金峰山(一ノ岳)・二ノ岳と連なる金峰山系の山で、山頂付近に立つ4本の無線中継所が目印です。

三ノ岳の北側ルートは初心者でも登れますか?

急な登りや階段が少なくゆるやかなので、その点では歩きやすいルートです。ただし距離は長めで、踏み跡が細く、登山アプリの地図を見ていても迷いやすい箇所がいくつかあります。道迷いが不安な場合は、複数人で歩く・登山アプリを必ず使う・わかりにくい区間は林道を利用するのがおすすめです。「ゆるやかさより道のわかりやすさ」を重視するなら、階段は多いものの道が明瞭な南側ルート(二ノ岳・三ノ岳)も検討してみてください。

駐車場やトイレはありますか?

北側ルートは半高山古戦場多目的広場の駐車場が起点で、トイレと自動販売機があります。食べ物の買い物は事前に済ませておくと安心です。

半高山(はんこうやま)はどんな山ですか?

三ノ岳の登山口近くにある標高294mの山です。三ノ岳のおよそ半分の高さで、それが「半高山」という名前の由来になっています。山頂は360度見渡せる気持ちのいい場所で、半高山からお隣の横平山へ歩くルートもあります。

無線中継所は何本ありますか?

山頂付近に4本の無線中継所(電波塔)が立っています。外から三ノ岳を見分けるときの目印になります。


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