こんにちは、こいともです。
登山・ハイキングをする際は登山アプリを使用するのですが、どんな山があるのか調べている時に玉東町に木葉山があることを知りました。
ずっと身近な山として気になっていたことと、多くの方のYAMAP活動日記に山ドリに会った話が書いてあるので、山ドリのドリーちゃんに会えたらいいなという気持ちもあって歩いてきました。
玉東町役場から出発

駐車場は玉東町役場をお借りしました。玉東町観光情報ぴらっとぎょくとうサイトに”駐車場は玉東町役場をご利用ください。”とあります。

西側、玉東町福祉センター側から出ます。

すぐ左上に上がる歩道があるので丸田公園(有栖川宮御督戦跡)に寄り道。
(登山道入り口へは、そのまままっすぐ進んでも行けます。)

歩いてすぐにトイレがあります。


トイレのマークのところから行くと遠回りに感じたので、トイレマークの手前から行くとよいですよ。
右側の車道からはトイレに行けないので、丸田公園(有栖川宮御督戦跡)の方から行ってください。
丸田公園(有栖川宮御督戦跡)

西南の役で田原坂をはじめとした山々を見渡すことができたことから、指揮をとった場所のようです。
西南の役の前はお城もあったそうですよ。

木葉山は低山ではありますが、かなり広く見渡せる絶景地とのこと。

山に見えるテレビ塔をまずは目指し歩きます。
木葉山登山道入り口

丸田公園をそのまま通り抜けると、木葉山登山道入り口の看板があります。
雨の日や雨上がりは滑りやすくなっており、また日が落ち始めると暗くなるので登らないように。など、注意書きがしてあります。

ポイントに手作りの案内板もあって安心感があります。

テレビ塔までは整備された広く長い道が続きます。



このようにどんぐりや木の名前もところどころに表示されてます。小さな栗も落ちていましたよ。

暑い時は木陰のありがたみが身に染みます。

小さいですが『急坂』『ゆっくり坂』の優しい案内板。
ゆっくり坂が遠回りに見えたので急坂で行きます。


石灰石があるよ
調べてみたら木葉山は石灰岩でできた山だそうです。

2箇所目のやさしい案内板。急坂で疲れたので、次はゆっくり坂を行きます。

蒸し暑さやら色々で疲れを感じるので『お休み処』で休憩。

実はリュックおろして休む前に冷たいゼリーを飲んでましたが、改めてゆっくり休みます。
さて出発。


木葉猿奥の磐座(夫婦石)
奥の方に大きな石がいくつもあります。


この石、亀に見える♪

夏だからか小さな虫や蚊が多いです。
活動日記にうちわを持って歩くと書いてあったそう。
(後日うちわを持参したら、顔まわりの虫はいなくなるわ涼しいわで大活躍でした。おすすめ!)

分かれ道。木葉山を目指すので左へ進みます。


歩きながら何枚か撮ってみたところ、こちらの角度がよりかえるっぽく見えます。

山頂まであと少し。
ますます虫が多くなり、立ち止まってる場合ではないので早足。内心うちわを持ってくればよかったと後悔。
木葉山山頂

木葉山山頂到着。虫が減ってスッキリ。
玉東町のようす、動画にはありませんが新幹線もよく見えました。

出発した玉東町役場が見えます。はっきりわかる程度に見えると嬉しくなります。


雨乞いとあるので、雨が降らず困った時期もあったのかもしれないですね。

霊雨山神社の横に、金毘羅神社もあります。

冷えた梨で休憩。水分補給かねての甘い果物は元気が出ます。
さて、引き返して次へ行きます。
高塚山山頂へ

途中、この画像のところまで戻って松ヶ平方面に行きます。

こちらへは歩く人が少ないのか蜘蛛の巣だらけだそうで、夫が拾った枝をブンブン振りながら歩いてました。私は後からついていくだけ。

道が狭いか、急坂か。虫も多い。

高塚山頂。標高359m。
見晴らしはあまり良くないですが、木葉山標高284mからすると町並みが少し小さく見えます。

さて。山ドリのドリーちゃんに会いに、松ヶ平方面にきているので、ドキドキしてきました。

「ドリーちゃーん」鳥の鳴き声はするんだけど、ドリーちゃんの鳴き声かどうかがわからず。
(後に山ドリの鳴き声を検索かけてみたら聞こえていた鳴き声と同じでした。)

高塚山からさらに先の「松ヶ平まで約10分」というところで、急坂。ロープが見えます。
この時点で私が結構疲れていて、ロープを見て先に進む気が完全に失せてしまったので引き返します。
もうちょっと頑張れば昼食といい眺めが待っているのですが。
あともう少しが頑張れそうにない。

キクラゲに気づいて写真は撮れるのだけど。
ドリーちゃんも巡回で忙しいのか会えてないけど。

出発地点あたりまで戻ったら、ぐったりでした。
蒸し暑さ、虫の多さもあるけど、先週は小岱山登って楽しかったのになんでだろう。
虫の不快指数かなぁ。
1ヶ月半後にリベンジ

あまりにぐったりして「木葉山はもう登らない」と言ったのですが、YAMAP活動日記でのドリーちゃん報告を見たり、金峰山と木葉山の間にある半高山から木葉山が見えた時も「ドリーちゃん巡回してるかな」と夫婦で話をしたりしてるうち、やっぱりドリーちゃんに会いたくなってリベンジ。

登山開始早々、住民の方より「長い鳥がいるけんねー」「追っかけてくるてよー」と声をかけていただきました。近隣住民にも存在が知られているドリーちゃん。

今回は木葉山と松ヶ平の分岐を右、松ヶ平方面に。高塚までは順調。
松ヶ平方面、ドリーちゃんテリトリーに入る

高塚を通り過ぎてこの倒木からがドリーちゃんのテリトリーらしい。
前回は鳴き声だけでしたが、今回はすぐに登場。

山キジ、ドリーちゃん pic.twitter.com/JMqNx6YW9P
— こいとも (@r_koitomo) November 12, 2023
事前情報どおり、人が歩くとついてきて、人が止まるとドリーちゃんも止まる。
飛び蹴りされたり突かれたりされた方もいるので怖くてポールで音を立てたら口開けて怒ってました。

変に関わらない方がいいかもと、サクサク歩くと一定の距離を保ってついてきて、やっといなくなったと思ったらサッと違うところから登場して、かわいいのかホラーなのか分からなくなってきた。
ロープを使う急坂の始まりまでついてきました。「ロープ使ってる間はやめてよー」と必死にお願い。ついてこなくなったのでホッとしました。
松ヶ平に到着、戻りもドリーちゃん出迎える

ドリーちゃんは、前情報を仕入れすぎて怖かったけど、結局攻撃を受けずにホッとしました。
急坂を降ったら尾根。周囲の景色が見えてきました。

松ヶ平到着。


画像右側の山は小岱山。画像左から小岱山に向かって新幹線が通ってて、さらに左は玉名市と長州港、雲仙・普賢岳が遠くにあって金峰山までぐるりと見えます。
松ヶ平 pic.twitter.com/nMv2qDzo3S
— こいとも (@r_koitomo) November 12, 2023
この景色を見ながら昼食。小岱山は何度か登っているので、丸山展望所や観音岳はあのあたりかな等々。山を見ての会話がものの数ヶ月ですっかり変わりました。
さて。帰り着くには急坂をロープで登ってドリーちゃんのテリトリーに入る必要があります。
ロープを使って一生懸命登ってたらドリーちゃんが待ち構えてた!

やめてよー!とお願いしながら早足で目を合わせずにサクサク歩いていたら、ずっと一定の間隔を開けながらついてきたけど、威嚇したり攻撃したりはされませんでした。

倒木のあたりまできたら、あまりついてこなくなってホッ。
夫が「ドリーちゃーん!」って呼んだから近寄ってきました。
ドリーちゃんお見送り pic.twitter.com/55eUSxvdnQ
— こいとも (@r_koitomo) November 12, 2023
倒木に乗ってお見送り。かと思いきや、乗り越えてまでお見送り。

飛び蹴りとか、突かれるとか、何もなくてよかった。
最後、まだ体力あったので木葉山山頂に寄って帰ります。
ドリーちゃんは私たちが会ったあたり以降、登場の様子を見かけません。
そして私はしばらくキジかと思ってましたが、キジではなく山ドリのオスでした。記事を途中で修正しました。
半高山を確認するために木葉山山頂へ

別日、玉名方面から熊本市内へ移動中、休憩で立ち寄った場所半高山。
半高山から木葉山が見えたということは、木葉山からも反高山が見えるはず。確認しようと木葉山山頂へ。

半高山を確認するために双眼鏡を持ってきました。
ちょっと時間かかったけど確認できました。登山・ハイキングを始めてから新しい楽しみ方ができました。

マップなど
木葉山・高塚山・松ヶ平 / こいともさんの木葉山・松ヶ平山・高塚山(熊本県玉名市)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
木葉山、高塚まではゆっくり坂を利用すれば初心者でも登りやすいと思います。
高塚を過ぎたらドリーちゃん登場の可能性があるのと、ドリーちゃんテリトリーギリギリからロープを利用した急傾斜があるので、体力などに合わせて選択されるといいかと思います。
木葉山・高塚山・松ヶ平https://t.co/totdCqSHas#YAMAP #山歩しよう #3Dリプレイ pic.twitter.com/Gc4BJA8yFF
— こいとも (@r_koitomo) November 12, 2023
駐車場を利用させてもらった玉東町役場を載せときますね。
スマホでご覧の場合、GoogleMapsからナビを利用しピンの場所に行くことができます(『拡大地図を表示』をタップしアプリへ移動。『ナビ開始』をタップ)
行かれることがあったときはぜひ活用してください。
この記事で何度となく出てきた木葉山を出発地点に歩いた記事はこちら↓↓↓
初心者でも達成感を味わいやすい低山はこちらで紹介していますので参考にしてみてください。
コメント