こんにちは、こいともです。
以前から気になっていた俵山。
ナミ像のある俵山交流館萌の里から出発しようとしましたが、ここから山頂までのルートだと時間がかかること、日陰が少なそうなこと、そしていよいよ雨が降り出したので日を改めて挑戦することに。
俵山峠展望所駐車場から出発
俵山交流館萌の里より南阿蘇・高森方面に進むと俵山峠展望所があります。
こちらの方が短い時間で山頂まで行けるとのこと。駐車も充分に余裕ありますしトイレもあるので安心感あります。
さて。俵山峠展望所に向かってスタート。
外輪山もわかるので約9万年前に阿蘇山が巨大噴火してできたカルデラというのが見てわかりやすいですね。
俵山峠登山口から高森峠登山口まで阿蘇南外輪山の尾根を縦走するルート。アップダウンに富み、景色の移り変わりを一度に楽しめるのが醍醐味らしいです。
この看板によると一度に縦走するには体力も必要だけど寝袋やテントなどの宿泊の準備も必要とのこと。
それだけの体力がついて日程にも充分な余裕があるなら人生の思い出になるかもしれない。
看板にあるように、初心者はまず小刻みに俵山山頂を目指します。
山頂まで約90分。最初はギョッとしてた30分以上の表示も、あまり驚かなくなりました。
ずっとこのような道が続いているのが見えます。
すごく緩やかな登りのように見えて、全然緩やかじゃないところもあります。
でも鞍岳やツームシ山登山のように、景色がいいから気が紛れます。
日差しが強い時期は帽子は必須。
俵山展望所から少し登ったところで。#熊本県#俵山 pic.twitter.com/qELspVt5Db
— こいとも (@r_koitomo) June 25, 2023
一旦休憩して木々の中へ
木々の中に入る手前にベンチがあるので一旦休憩します。
こんな感じのゼリーで休憩。キャップつきだから途中でやめられるし、ゴミになっても中身が出ないところがいいですね。
保冷バッグに氷(ペットボトルの水を凍らせたもの)一緒に入れてたら冷たくて気持ちよかったです。
あと1個ずつあるから次の疲れた時のお楽しみに♪
水分補給ができて熱さも少しひいたので休憩終了。
木々の中に入って少し行くと分かれ道になってました。
迂回コースの方が距離は長くなるけど「おすすめ(^-^)」と書いてあるので迂回コースで進みます。
おすすめっぽくない風景がすでに見えていたのだけど、不安になるのはここだけで急登もなく歩きやすかったです。
迂回路を終え、しばらく歩くとまた分かれ道。
このルートは迷いようがないくらいわかりやすい道なのに、このようにポイントポイントで案内があって安心感があります。
俵山山頂まであと35分くらいみたいなので頑張ります。
どうも最初は30分と書いてあったけど35分に上書きした感じ。「30分じゃ着かない」とご指摘があったのかしら?
初心者(私)はだいたい書いてある時間を超えるので40〜50分と思っておきます。
景色を見ながら頂上へ
涼しい木々の中を抜けるとまた違ったいい景色が。
気温差があるのか、つつじがまだ咲いてました。他の花も咲いていて気分も紛れます。
拡大してみると、これから歩くであろう道が見えました。
まさにツームシ山・孫岳を歩いた時みたい。いやこちらの方が急登に見える。この山のてっぺんまで行ったらほぼ山頂です。
夫が振り返って「見たくないもの(道)が見えた」と。
私は道のキツさより太陽を浴び続けるキツさの方を感じた。
俵山山頂近く。#熊本県#俵山 pic.twitter.com/kFCuWjRMPQ
— こいとも (@r_koitomo) June 25, 2023
風力発電が小さく見えます。ここまで登ると気持ちがいいですね。高さは鞍岳と同じくらい。
俵山山頂まであと少し。
花がキレイ!と思ったらこの日1番知りたかった花が咲いてました。
ここに来るまで何箇所か、左画像ように米粒みたいなものが沢山落ちていたのです。真上を見上げるも咲いている様子や木を見つけられなくて、どんな花なんだろうと気になってました。
ネジキのようです。小さいスズランのような花が沢山。”樹皮全体に入る縦皺が、成長に伴って螺旋状にねじれる”ことからネジキという名前がついたらしく、帰宅してから調べた際”螺旋状にねじれる”が決め手になりました。
お昼を食べて下山
ちょっと早いですけど下山して食べるより山頂で食べた方が美味しいよね。ということで早めの昼食。
今回も安定のヒライ。照り焼きチキン。
右側は「ハヤシメシ」
カレーメシも美味しかったけど、ハヤシメシもさっぱりで美味しい。
先日居酒屋で焼きカレーならぬ焼きハヤシが美味しいとのことでオーダーしたら本当に美味しくて激ハマり!その流れでハヤシメシを購入したのでした。チーズのせても美味しいはず。
お腹も気持ちも満たされたし、リュックも軽くなったことだし、下山しましょう。
180度以上見渡せるなら、やはり頂上手前。黒い雲が近い。
今回から熊よけ害獣よけの鈴をつけています。
近くを歩いているのかどうかがわかっていいね。
今までは鼻炎の私の鼻をすする音で存在を確認していたそうなんだけど、よりわかりやすくなったとのこと。
同伴者の存在確認にもいいね。うっかり滑落した時にも鳴らせるかも
消音機能つき。磁石がついてる部分を鈴につけると音がほぼしないです。
⚠️音がします⚠️#熊よけ#チャムス pic.twitter.com/juRCxJN35f
— こいとも (@r_koitomo) June 29, 2023
だいぶ下って靴紐が緩んだので締め直し。
私のように下山時、足がどんどん前にずれる人は靴紐をつま先の方から締め直すと良いとショップ店員さんから教えてもらいました。なるほど納得。
行きも見て気になってた木。
ブランコか何か作ろうとしたのかなぁ。なんて思ってたら、多分、木を切った際にこのように引っかかったんじゃないかと。
そのままだと邪魔だから両端を切ったんじゃないかな。と。
帰りは迂回路ではなく一般道を選びました。
『迂回路おすすめ』と書いてある意味がここでわかります。
階段が役割を果たしてなかったりするので、階段横も歩きながら下山。
はぁ、ほっとする。やはり眺めが良い。
風力発電が撮れたのは意外にこの場所だけでした。
このあたりでブワッと吹いた風で気温の変わり目を感じます。
俵山峠展望所が見え、駐車場まであと少しというところで左膝に痛みが。
膝を曲げると痛いので、左膝を曲げないようにぼちぼち下山。登りの時に感じた不安は、降りれるかどうかではなく膝にきました。
どうにか無事到着。汗だく。着替えて帰ります。
ルート・駐車場など
俵山展望所から俵山山頂まで / こいともさんの俵山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
私たちは割と早い方で、頂上に着いたら次々と人が来ましたし、下山時すれ違う方達もいらっしゃいました。
ポール使ってる人は少なく、小さなお子様と一緒だったり、超初心者さんもいらっしゃったり。初心者でも景色を楽しみながら達成感も味わえる登山だなと感じました。
水が少ない時は流れにくいと貼り紙はあるものの、トイレはあるし、駐車場も広いです。
また登る機会がある時は、太陽の光が弱くなった晩秋から春の間で行きたいです。
スマホでご覧の場合、このGoogleMapsからナビを利用しピンの場所に行くことができます(『拡大地図を表示』をタップしアプリへ移動。『ナビ開始』をタップ)
その後、近くの山に行きました。
同じ年の10月、近くの山、一ノ峯・二ノ峯にも行ってきました。
その翌年3月、俵山山頂から見えていた少し高い山、冠ヶ岳にも行ってきました。
冠ヶ岳から2ヶ月後、阿蘇南外輪山縦走ルートの一部、地蔵峠から高森方面を歩きました。
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