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【次郎丸嶽・太郎丸嶽】海も山も見える絶景の山頂へ登山した(上天草市)

低山登山
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こんにちは、こいともです。

今回は天草方面です。前回の天草方面は三角駅近くの三角岳でした。熊本市から行くと三角岳よりまだ先、海中水族館シードーナツを横目に見て少し先に進んだところ、松島町。

「展望の良いところで海も見えるところがいい。」ということで夫くんが決めました。次郎丸嶽は九州百名山にも選ばれているそうですよ。

▶️再生ボタンを押すと今回の登山・ハイキングルートと共に撮った画像が表示されます。ぜひご覧ください。

太郎丸・次郎丸物語

登山ハイキングを始めて1年。こんなに場所がわかりやすく駐めやすい駐車場は珍しいので嬉しい。

市営無料駐車場の看板に『太郎丸・次郎丸物語』が書かれています。

昔、太郎丸と次郎丸と言うとっても仲の良い兄弟の山がありました。当然、兄の太郎丸のほうが高かったのですが、ある時、兄の太郎丸が「次郎丸、今日も松島の島々に沈む夕陽はきれいだなあ」と言うと弟の次郎丸は「兄ちゃんは良かね、毎日きれいな松島の夕陽を見て。俺は兄ちゃんの影で一度も見たことがなか」すると兄の太郎丸は「なんで、早言わんだったか。よし、お前が見えるように、入かわろう」と言って太郎丸が動き出したと同時に頂上が崩れてしまい弟の次郎丸より低くなり、弟の次郎丸は毎日松島の美しい景色と夕陽を見れるようになり、大喜びしたそうです。それから、兄の太郎丸より弟の次郎丸が高くなったと言い伝えられています。

太郎丸・次郎丸物語

市営無料駐車場から出発

市営無料駐車場は10台くらい駐車できそうです。駐車場内に「トイレ→」の看板があります。よくわからなかったのですが、松島町今泉多目的集会所をお借りできるのかな。

さぁ、ともかく出発です。

しばらくはこのような道を歩きます。ポイントごとに看板があるので安心。

道案内とともにあるアート

看板の隣にはだいたいアートが置かれています。駐車場から感じる、丁寧で親切な町。

登山口から入っていきます。登山道もわかりやすくて安心。

ゆっくり歩けるのはこのあたりまで。大きな岩がゴロゴロしています。

おおぅ。もうロープが登場。

ロープと間違えそうな根もあったりして。

写真撮ったりしてたら前を歩いていたグループは見えなくなりました。

太郎丸山頂と次郎丸山頂の分岐、次郎丸を先に

太郎丸と次郎丸の分岐に到着。夫くんが一番の目的としていた次郎丸に行きます。太郎丸は疲れてなかったら行く。ということで。

なかなかの道が続きます。1年前の登山ハイキングを始めた頃は「わぁ、木の根っこが階段みたいになってるー」って、いちいち新鮮に感じてたなぁ。

息もすぐにあがっていたけど、続けていれば強くなるものですね。足腰も少し強くなりました。

私が好きな尾根沿い。新芽や花も見かけるようになって春を感じます。

一滴の水も落ち続ければ石に穴が空いていくように、沢山の人が歩いていけば足をかける穴ができるのかな。

あれこれ考えているうち、海が見えてきました。八代方面です。

稲妻返し

上天草市のサイトにトレッキングmapがありました。よくわからないまま歩いていたのですが『稲妻返し』と書いてあって、おそらくこのへんのこと。稲妻のようにジグザグ歩きました。

こんな細い隙間に入っていきます。リュックがひっかかる。

隙間をぬけると

雨宿りできそうなスペースが。

もう終わるかなと思いきや、次から次へと岩が現れて。

トレッキングポールはほぼ邪魔。リュックに収納。ロープを使って登ったほうが安全。

次郎落とし

巨大な岩が現れました。ここは『次郎落とし』という名前のようです。

道はなく、ロープがあるのみ。登るしかない感じ。

気持ちが怯みそうですが、いざ登ってみると全然大変でもなく怖くもない。なによりすべらないのは嬉しい。

『次郎落とし』からの景色です。遠くに雲仙普賢岳、右側に天草五橋が見えます。

私は無理でしたが(単なるビビリ)、夫くんがさらに高い岩に。本当に好きね高いところ。

このように撮るとすんごい標高のところに立ってそう。

ここが山頂かと思ったら違ったみたい。少し戻って『次郎落とし』のロープの付け根?から右に行くと山頂への道がありました。

もうだいぶ山頂付近かと思うのだけど、山頂、知りませんかぁ?

あ!誰かいる!話し声もする!

次郎丸嶽山頂

『次郎落とし』から山頂まではあともう少しのところにありました。

阿蘇山と書いてあるので空気が澄んでいたら見えるのかも。

岩の崖っぽいのは不動岩っぽく、眺めの良さは俵山鞍岳っぽい。海がよく見えるのは天草ならでは。

「おーい!」岩の上に夫くんがいますよ。

「撮って!」「撮って!」

そのうち『岩の上の夫くん』アルバムが作れそう。笑

ごはん食べて元気そうなので太郎丸に行ってみましょう。

太郎丸嶽へ

木々の間から太郎丸嶽が見えます。次郎丸嶽より標高が低いからきっと大丈夫でしょう。

尾根っぽい、いい道と明るさと。そして次郎丸嶽を見て「よく登ったねー」なんて呑気に言ってられたのはこのあたりまで。

次郎丸嶽より険しくない?と思う岩場が多い。足がもう10cm長ければと思う場所も。

このあたりが山頂かなと思ったら違った。まだ向こうのてっぺんまで行くらしい。

ひぃぃぃぃぃ。

太郎丸嶽山頂

山頂間近と思ったから動画撮ってみました。

「やったぁ!山頂到着!」という時の感覚が疑似体験できれば。

太郎丸山頂はスペースがあまりないですけど、絶景はこちらでも楽しめます。

画像中央あたりが駐車して出発した場所。

次郎丸嶽のてっぺんに人が見えましたよ。

下山

下山はいつも画像を取り損ねます。今回はまた余計に急勾配の岩場をひたすら降るので画像はほぼ撮れてませんでした。

一歩一歩、体重がひびきます。軽くせねば。

季節やお天気にもよるのかもしれないけど、全体を通してすべりにくかったのは嬉しかったです。登山道もかなりわかりやすいです。

若くて体力ある方達は、アスレチック感覚で楽しい登山になるのではと思いました。

ちょうど甥が低山登山ハイキングに興味をもっていて「どんな急登も岩場もガンガン行ける」等、行ったこともないのに言っていて、私達はそういうところはあまりないんだけどなと思っていたのだけど、ここだったら満足するのかもしれない。ついこの間までハードな運動部だったから、きっと平気でしょう。

看板の裏は『お疲れさまでした』の看板。やさしい。

すっかり降りてからの気色。左が次郎丸嶽、右が太郎丸嶽。

駐車場など

次郎丸嶽・太郎丸嶽 / こいともさんの次郎丸嶽の活動データ | YAMAP / ヤマップ

体力に自信がない方はどちらかの山でも良いかと思います。元気な方はぜひ両方。もっと元気な方はさらに長く歩いたりできるようです。

暑くなってくると太郎丸嶽は日がよくあたっていたので次郎丸嶽の方が日陰で歩きやすいかもしれません。

ロープが多かったから、手袋を用意しておくといいと思います。専用のものがない場合、園芸用の安い手袋でも(ゴム部分がすべりにくくて)いい仕事してくれます。

今回利用した駐車場をおいておきますね。

スマホでご覧の場合、GoogleMapsからナビを利用しピンの場所に行くことができます(『拡大地図を表示』をタップしアプリへ移動。『ナビ開始』をタップ)

行かれることがあったときはぜひ活用してください。

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