こんにちは、こいともです。
今回は、私の知人と山歩きの話をしていた時に「私が一番好きな場所は地蔵峠。ぜひ行ってみてほしい。」と教えてもらったので南阿蘇村にある地蔵峠が出発です。
地蔵峠は初耳で、どういうところが好きか、どういうルートがあるかまで詳細を聞けてなかったのですが、初心者でも大丈夫そうな尾根沿いを歩くルートを見つけたので、私が初めて予定を立てました。
この看板は地蔵峠(お地蔵さんの近く)にあります。俵山に登る時にもあった看板です。
俵山に登った時はブルーで囲んだところを歩きました。ブルーで囲んだルートは急登が何か所かあり、日照りの暑さもあって、きつかったのを覚えています。
今回は黄色で囲んだところを歩きます。
地蔵峠と冠ヶ岳の間にブルーの矢印をつけてみました。
あまりアップダウンがないように見えます。
地蔵峠駐車場から出発
地蔵峠のすぐ下に7〜8台ほど止められそうな駐車場があります(トイレなし)
バスが2台止められそうな長いスペースもあるので、バスが2台止まっていたら6台分程度駐車可能かと思います。
早速階段を登っていきます。
私は山歩きを始めて1年経ったので、気持ちも体力も慣れてきましたが、Googleマップのクチコミに普段鍛えてない人だとかなりキツイです。との書き込みがありました。
たしかに。1年以上前の私ならきつかったかもしれない。見ただけで登らない可能性すらある。
階段を登った後はゴロゴロ石の道を歩くので、きつかったら地蔵峠まで頑張って歩いて、駐車場に引き返してもいいかもしれません。
もう少し頑張れそうなら、眺めも良いですし、無事引き返せそうなところまで行ってみるといいですよ。
地蔵峠
ゴロゴロ石を少し歩くと広いスペース、地蔵峠。
阿蘇山も見えるので、一旦満足します。
駐車場にも看板があるのですが、地蔵峠は石の地蔵尊像が祭ってあることに由来するそうです。
阿蘇南郷谷と御船、矢部地方を結ぶ交通の要衝だけど、天候の変化も激しいことなどから遭難も多く、2体のお地蔵さんが祭られたそうです。
それから追加で1体、1体と寄進され現在4体となってますが、後ろに1体の観音様?がいらっしゃったのが個人的に気になるところ。
地蔵峠の詳細は駐車場の看板とお地蔵さんの下に書かれていますので、行った時は読んでみてください。
冠ヶ岳方面へ出発
さて!張りきって出発!と思ったら道が2つに分かれててわからなくなり、早速夫くんの助けをかります。
阿蘇山を背に、右側に2つ道がわかれているところ、右の方に進みます(左に進むと西原村方面に山を降るみたいです)
実は一人ででも行ってみようと考えていただけに、出発早々これでは先が思いやられます。
風が強く寒いけど明るくてわかりやすい遊歩道。
こんな感じの遊歩道を歩きながら、阿蘇山を横に見ながら歩けます。楽しい。
溶けそうにない霜柱が沢山! キラキラしてキレイな様子を撮りたくて何度もパシャリ。なかなか先に進みません。
一旦グリーンロード南阿蘇に出て道路横断
なんだか車やバイクの音が近いなと思っていたら、道路沿いを歩いていたようです。
冠ヶ岳に行くには、一度階段を降りる必要があるみたい。
階段を一旦降りて、道路に出たら左に進んで横断、道路反対側の階段を登ります。看板があってわかりやすいので迷うことはないと思います。
じゃあ、ここから出発したらいいのでは?と一瞬思うのだけど、このあたりに駐車場はないのです。最短で1km離れた地蔵峠駐車場。
橋でもかけてもらえれば。とも一瞬思う。欲深な思考。
階段を登ってしまえば、歩きやすい遊歩道が続きます。
階段を登って割とすぐにトイレ。結局この日歩いたルート上ではトイレはここだけでした。
トイレは行ってないので様子がわかりません。試しに行ってみればよかった。
阿蘇山の見える休憩所
トイレの看板から少し進むと休憩所がありました。阿蘇山が一望できます。
新しめの二本爪の足跡があったので、念のために熊よけの鈴を鳴らしながら歩きます。
熊よけの鈴はイノシシ等にもよいらしく、磁石で音のオン・オフができるタイプの鈴があります。
⚠️音がします⚠️#熊よけ#チャムス pic.twitter.com/juRCxJN35f
— こいとも (@r_koitomo) June 29, 2023
私はリュックにつけっぱなしにしておいて、必要な場合に磁石を外して音を鳴らしながら歩いています。
おぉう。倒木もりもり。
遊歩道はこのようにわかりやすくはなっているのですが、時々歩きにくかったり、今回のように霜柱で靴底に泥が埋まって滑るのを避けるため、遊歩道そばのうっすら人が歩いた跡をたどって歩いたりします。
そういえば。霜柱が立った小学校の校庭、朝の全校集会は寒かったなぁ。 みんな霜柱をシャクシャク踏みながら校長先生の話を聞いているから、全校集会終わって教室に戻る頃は校庭はぬかるんで歩きにくくて。
話は戻り。こういうトンネルのような景色の尾根沿いはいいですね~。
尾根沿いの遊歩道が多いです。こんなに緩やかな尾根沿いが続くのも珍しいです(個人的感想。経験薄)
俵山方面と冠ヶ岳方面の分岐
俵山方面と冠ヶ岳方面の分岐にきました。
このあと独りの男性とすれ違うのですが、俵山方面に行ってみたらきつかったとのこと。
YMAPの地図で確認したら、途中急登や梯子があったり雨の日の足元が危険そうだったりと報告があがっています。
滑るのは嫌ですし、もともと冠ヶ岳が目的なので迷わず冠ヶ岳方面へ。
歩く方角が変わったので、一ノ峯・二ノ峯が見えます。ふたこぶラクダのようなコブが一ノ峯・二ノ峯。その向こうは熊本市内と金峰山です。
寒くて雪がちらついてましたが、この雲の感じだと熊本市内も寒そう。
わぁ!着いた!と思ったら、看板も三角点も何もない。山頂はまだ先でした。
この小路を通って、向こう側に見える山のてっぺんに行きます。あと20分以内で到着するはず。
冠ヶ岳山頂到着
冠ヶ岳#南阿蘇 pic.twitter.com/FeYPUDOXz0
— こいとも (@r_koitomo) March 20, 2024
はぁ、着きました!見晴らしがとても良い。
もう少し暖かいとお弁当やコーヒーなども美味しくいただけそうですが、雪もちらつくほど寒く風も強いので、休憩もそこそこに降ります。
地蔵峠駐車場へ
さっさと俵山との分岐まで戻ってきました。
割と人とすれ違います。いい気候の時は登山者が多いかもしれません。
いつも風が強いんでしょうね。木が面白いくらい曲がっています。
車道に出たらグリーンロード南阿蘇を下る
道路まで出たらまた階段登って。と思ってたら、道路沿いを歩いて戻るとのこと。
すぐに着くかと思ったら意外と遠く(950m)、アスファルトの上をずっと歩くのは疲れました。
階段の上り下りありでも地蔵峠のルートの方が気分が幾分か変わるかもしれません。
いやいや、もう階段は嫌だと思ったら、道路沿いを歩くのもありです。
まとめ、駐車場など
地蔵峠から冠ヶ岳へhttps://t.co/82UV3b4BIV#YAMAP #山歩しよう #3Dリプレイ pic.twitter.com/cNCLCmBW3k
— こいとも (@r_koitomo) March 20, 2024
▶️再生ボタンを押すと今回の登山・ハイキングルートと共に撮った画像が表示されます。ぜひご覧ください。
今回は行きと同じルートを戻るコースで、階段も少なく、急登もなく、尾根沿いを散歩するかのように歩けるコースでした。
阿蘇南外輪山をあるいている感覚、阿蘇山を時折眺めながらなので気分良く歩けます。
雨や霜柱でぬかるみがあると滑りやすいかもしれませんが、初心者でも楽しめるコースだと思います。
地蔵峠から冠ヶ岳へ / こいともさんの冠ヶ岳(熊本県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
近くにコンビニなどのお店やトイレはないので、用事は事前に済ませておくことをオススメします。
地蔵峠の駐車場をおいておきますね。
スマホでご覧の場合、GoogleMapsからナビを利用しピンの場所に行くことができます(『拡大地図を表示』をタップしアプリへ移動。『ナビ開始』をタップ)
行かれることがあったときはぜひ活用してください。
コメント